聖護院大根という品種の特徴と旬の時期はいつ?

聖護院大根

大根は日本人の食生活には欠かせない食材となっていますよね。漬物やみそ汁、おでんとあらゆる料理にて親しまれていますよね。

さて、大根にも多くの品種がありますが「聖護院大根」も人気が高い品種の一つです。

今回は【聖護院大根の特徴や旬の時期とは?】についてご紹介致します。

▶ 青首大根という品種の特徴と主な産地は?

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聖護院大根とは?

ポイント

聖護院大根は京都で誕生した大根で、京野菜の一つとして重宝されている品種です。聖護院大根は耕土が浅く土中深く根を伸ばせない事で、その環境に適した形に変わった品種とも言われています。

京都南部の淀地区を中心に栽培されている事で「淀丸大根」や「淀大根」とも呼ばれています。京都の聖護院に奉納されていた事で「聖護院大根」と名付けられています。

全国各地では、聖護院大根のような丸い形の大根が数多く栽培されていますが、京都で栽培された丸大根が聖護院大根として販売されている傾向があります。

聖護院大根は愛知県の特産品である宮重大根が原種とも言われています。

聖護院大根の食べたときの味などの特徴は?

聖護院大根は果肉がとても柔らかく、大根特有の臭みや辛みが全く気にならない品種です。

主な産地はどこ?旬の時期っていつなの?

聖護院大根は京都野菜の一つとなっており、城陽市、久御山町、亀岡市が主な産地となっています。京都以外では、岩手県から大分県に至る各地で栽培が行われています。

そんな聖護院大根の旬は10月下旬~2月下旬頃となっています。

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聖護院大根のオススメのレシピは?どんな料理に使うと美味しい?

ポイント

聖護院大根は果肉が柔らかくなっていますが、加熱しても煮崩れしない特性があります。その為、煮物やおでんといった料理にピッタリの品種です。

また大根は摩り卸すと薬味として活用されますが、聖護院大根は水分量が多いので、大根卸しに不向きな品種となっています。

しかし、辛みがほとんどないので、野菜スティックやサラダといった生食でも美味しく味わえる品種です。

聖護院大根とかぶって似ている?

かぶ

聖護院大根は丸みを帯びた形となっている事で「かぶと似ている」と感じる方も多いですよね。確かに形はとても似ていますが、全く異なる種類なのです。

まず、聖護院大根は「ダイコン属」ですが、かぶは「アブラナ属」です。そして、皮にヘコみがあれば聖護院大根、ツルツルとしていればかぶです。

また葉っぱも聖護院大根は切れ込みがあり、かぶはふちの模様が滑らかとなっています。形はよく似ていますが、種類や見た目が全く違うのです。

あとがき

京都には伝統的な歴史が詰まった野菜が数多くありますが、聖護院大根もその一つです。生食は勿論、加熱しても美味しく味わえる品種です。

聖護院大根とかぶは似ていますが、見分けるポイントがしっかりとあるので、是非参考にされてみては如何でしょうか。

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