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とちおとめという栃木のいちごの旬の時期と特徴は?

いちごの画像

「とちおとめという品種のいちごはご存知ですか?」

イチゴ好きなら知らない人はいませんよね?いちご好きでなくても知っているほど有名ないちごの種類だったりします。

東の横綱と呼ばれることもあるいちご界では1,2を争うほど有名な品種ですが、どんな特徴があるのでしょうか?私はあまり知りません。

「ただ有名だから」

で食べるのと、

「こういう味の特徴があって、こういう歴史があるいちごの品種なんだ」

で食べるのはどちらが美味しくいただけるでしょうか?私は後者だと思います。

今回はとちおとめといういちごについてまとめてみました。

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とちおとめとは

調べる女性

とちおとめは「久留米49号」×「栃の峰」を交配して育成された品種で1996年に品種登録されました。

いちごの有名な生産地として有名だった栃木県はそれ以前は女峰という品種をメインで扱っていました。それの後継品種を作るためにこの品種は生まれたと言われています。

その願いは届き、今では東日本では一番生産量が多い品種としてとちおとめは君臨しています。

最近のいちごは東の横綱は「とちおとめ」西の横綱は「あまおう」といわれています。

ちなみに親の「久留米49号」は「女峰」×「とよのか」といういちご界で言うところの昔の東西横綱をかけ合わせた品種です。

そんな品種を親にもつとちおとめは女峰やとよのかのよい所もしっかり受け継いでいる品種と言えるでしょう。

とちおとめの名前の由来は?

とちおとめの名前の由来は栃木県の「とち」と苺は女性のイメージがあるので「乙女」という2つの言葉を合わせたのが由来と言われています。

女峰という苺もありますし、いちごはどこか女性をイメージする果物だと思います。色が赤いのも理由かもしれませんね。

とちおとめの生産地は栃木県だけ?

「とちおとめは栃木県でしか栽培されていない」

そう思ってしまいがちですが、実は違う県でも栽培していたりします。愛知県、茨城県などはとちおとめを積極的に栽培している県なので、スーパーで売られているとちおとめの生産地をみたら愛知県や茨城県だったということも少なくありません。

とちおとめから見るいちごの歴史とは?

もともと女峰を生産していた栃木県はなぜとちおとめを生み出したのか?

それには日本一のいちご県を争う戦いが関係していると思います。

いちごと言えば日本人なら真っ先に栃木県を思い浮かべるでしょうが、福岡県もいちごの名産地だったりします。

1980年台は東の主力品種は「女峰」で西の主力品種は「とよのか」でした。

今までいちご生産量NO1だった栃木県は1994年に福岡県にその座を奪われてしまいます。「とよのか」VS「女峰」はとよのかの方が優勢になってしまうわけです。

「このままでは福岡県に負ける」

そう危機感を募らせた栃木県は「とちおとめ」という品種を生み出すわけです。それでとよのかに対抗しようとするわけですが・・・福岡県もただただ黙ってみているわけはありません。

「栃木県がとちおとめなら、福岡県はあまおうだ!」

ということで現在の栃木県VS福岡県のいちご対決は「とちおとめ」VS「あまおう」となっているわけです。どちらが勝つのか、そしてまたそれを超える新しいいちごの品種が出来るのか見ものですね。

とちおとめの後継はすでにある?

栃木県は既に次の手を打っていてとちおとめの後継品種を生み出しています。その名は「スカイベリー」

とにかく大きさにこだわったスカイベリーはとても大きくて糖度が高く酸味が低い品種です。詳しくは下のリンクを参考にしてみてください。

▶ とちおとめの後継品種候補!スカイベリーとはこんな苺!

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とちおとめの特徴とは?

いちご狩りに来た女性

糖度が高くほどよい酸味というのが特徴です。

糖度はばらつきがあるものの10度-15度となっています。そして酸度が少し高めの0.65-0.7となっていて甘いけれど酸味があって飽きないいちごというのが特徴ですね。

大きさは前に栃木県の代表品種だった女峰よりは大きめの平均15g程度の大きさですが、昨今のいちごの品種は大きいものがトレンドとなっていますので、それらに比べると少し小さめだと思います。

果肉は張りがありややかたく、傷みにくいのが特徴です。柔らかい苺はスーパーで売られている時点で少し潰れていたりすることもあるのですが、とちおとめはかための果肉ですのでそういう状況も少ないです。

そしていちごの中では日持ちするのも良い部分だと思います。

とちおとめとあまおう、特徴を比較するとこうなる!

  • とちおとめ:糖度は10-15度で酸度は0.65-0.7
  • あまおう:糖度11-15度酸度は0.5-0.6

とにかく甘いいちごが食べたいなら、あまおうの方が好きだと思います。

しかし甘すぎるいちごはすぐ飽きて嫌い!酸味との調和こそいちごの醍醐味と思う方はとちおとめの方が好きな傾向があります。

子どもがどちらが好きかというとおそらくあまおうの方が好きなのではないでしょうか?私はとちおとめの方が好きです。

生まれた環境も関係しているかもしれませんね。関東育ちの私は甘さと酸っぱさを調和したいちごを多く食べていて食べられているからかもしれません。

ちなみに大きさはあまおうが25gでとちおとめが15gとあまおうの方が大きいですね。

とちおとめの旬の時期はいつ?

考える女性

美味しいいちごを食べたいなら旬をしっかり見定める必要があります。

いちごの甘さって勿論栽培状況も関係してきますが、大事なのは旬の時期を逃さない事だと思います。ではとちおとめっていつが旬なのでしょうか?

とちおとめは11月~6月ごろまで出回っていますが、美味しい時期は1月~2月です。この時期のいちごを食べないと本当のとちおとめの良い部分は知ることはできないでしょう。

では何故1月、2月が苺の旬なのでしょうか?

11月や12月だとまだ暖かいです。暖かい時期に育ついちごはすぐに大きくなり赤く熟してしまいます。早く熟すということはそれだけ糖分を果肉に蓄える時期が少ないということで甘さが劣ります。

3月以降になるとやはり暖かくなりますよね?甘さが少なくなり、さらに実も小さくなります。何故実が小さくなるのでしょうか?

いちごはワンシーズンで何回も花が咲き実がなります。最初は元気いっぱいの苺の苗は大きな実をつけますが、だんだんとやせ衰えていって実が小さくなる傾向があります。

春先だともう疲れているいちごの苗はさほど大きな実をつけることもなくこぶりな苺ができてしまいます。

そういう意味で一番美味しい時期は1月~2月と言われています。

とちおとめって大体どのぐらいで販売されているの?

とちおとめは旬の時期だと300円-500円程度で売っています。あまおうはそれよりも少し価格が高くて400円-600円程度だったりします。

勿論その時の生産状況に寄っても値段は乱高下するのでなんとも言えませんが、スーパーで売っているとちおとめはだいたいこのあたりの値段に落ち着きます。

「でもスーパーのって不揃いだったり品質が美味しくなかったりと・・・」

と思う方は是非通販で買ってみたらどうでしょうか?いちご農家が厳選して美味しいとちおとめを自宅に運んでくれます。

「何故通販のほうが質がいいいちごが手に入るのか?」

それはきちんと名前を出しているわけで、そこには責任がつきまといます。美味しくないとちおとめを贈ったら悪い感想がネットで広がってしまうので農家も必死なわけです。

下のリンクはとちおとめの楽天ショップのリンクです。是非参考にみていってください。

まとめ

とちおとめは東日本にとっては最も多く生産され、食べられているいちごです。糖度と酸味の調和がとても良い甘酸っぱいのが特徴のいちごです。

あまおうに最近少し押され気味の気もしますが、私はとちおとめのほうが好きです。

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