スーパーなどで購入したかぼちゃの種を植えると発芽するの？

煮つけやポタージュで親しまれているかぼちゃ。かぼちゃを下処理する際に取り除く種。ほとんどの方は種を捨てていらっしゃいますよね。

そんなスーパー等で購入したかぼちゃの種を植えた経験は多くの方があると思われます。スーパー等で購入したかぼちゃの種はしっかりと発芽できるのかご紹介します。

購入したかぼちゃの種を発芽させるコツとは？

購入したかぼちゃの種でも発芽するの？と疑問を感じる方も多くいらっしゃいますよね。購入したかぼちゃの種でも発芽させる事が出来ます。

よりしっかりと発芽させたいのなら緑色の若いかぼちゃよりもしっかりと完熟したかぼちゃの種を使用する事です。

まず種をしっかりと洗い、乾燥させます。乾燥させたら翌年の春まで冷蔵庫等の冷暗所にて保管を行うのです。そして春になったら土に植える事で発芽させることが出来るのです。

しかし植える際にも注意が必要です。かぼちゃは自家受粉でなく雄花と雌花が必要となるのです。

その為、同時に植えるのではなく時期をずらして植える事が重要となってきます。

スーパーで売っているかぼちゃの種と栽培用のかぼちゃの種の違いは一体なんだろう？と思ってしまいますよね。

単純に言うと栽培用のかぼちゃの種はよりしっかりと実生するように加工されているのです。乾燥による水分率や発芽性を高める為の改良が行われているのです。

スーパーで売られているかぼちゃの種は根本的に栽培目的とした種ではなく、実生に含まれた種となっているので、栽培用に加工された種よりも実生に劣る種っとなっています。

栽培用と比較すると、発芽率や外観の美しさ、美味しさが衰えてしまいます。

スーパーで売られているかぼちゃの種でも発芽は可能となっていますが、確実性や美味しさは栽培用よりも衰えてしまうのです。

スーパーで売られているかぼちゃでも発芽させる事が出来るとは言え、やはり種を撒く時期がとても重要となります。

種撒き時期は環境やエリアによって異なってきますが、沖縄や九州といった温暖なエリアでは3月中旬～4月上旬頃、関東や東海といった中間地では3月中旬～4月中旬、そして東北や北海道といった寒冷地においては4月中旬～5月中旬頃となっています。

この時期に種撒きを行う事で、かぼちゃの発芽をより促進させる事が出来ます。かぼちゃは種撒きから30日程で植え付け時期となってきます。

プランターでの栽培を行う場合には深さのある物を用意する事です。約60㎝の間隔で植えると良いでしょう。

かぼちゃは18～23度位の環境が生育に最も適しており、収穫時期は7月～8月となっています。

スーパーで購入したかぼちゃでも発芽する事が出来、実際に発芽させている方も多くいらっしゃいます。

よりしっかりと発芽させる為にも、種をしっかりと加工しておく事が大切ですね。