かぶの皮はむくべきなのか?皮ごと食べるべきなのか?

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野菜の皮をそのまま捨てるのってちょっともったいないと思いませんか?

皮の周辺にこそ栄養が多いと聞きますし、たくさんの野菜の皮を集めればかなりの量になりますね。

かぶの皮も栄養がいっぱい!節約のため、栄養摂取のため、今回はかぶの皮についてまとめることにしました。

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かぶの皮に含まれている栄養は?

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かぶに含まれるアミラーゼやカリウムなどといった栄養成分をより多く摂取するには皮ごと調理した方がいいと言われています。

アミラーゼは胃腸の働きを促進する消化酵素です。おなかの弱い方は意識的に取り入れましょう。

カリウムは高血圧や夏バテ&むくみ予防に効果があり、食欲不振やからだのだるさを軽減してくれるミネラルの一種です。

汗や尿で体外に排出されやすいという特徴もありますから、夏場は特にしっかり摂るようにしたいですね。

この他にも食物繊維やビタミンC、鉄などが皮を剥かずに食べた時に多く摂取できるそうです。栄養成分を無駄にしたくない方は皮付きのかぶを食べる意識をどうぞお忘れなく。

皮はむくべき?むかぬべき?

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かぶの皮を剥くべきかどうかはかぶの大きさによっても違います。

小かぶの場合は皮を剥いて煮込んでしまうと煮崩れしやすくなるので剥かずにそのままでも大丈夫です。皮が硬くならないうちに新鮮な状態で食べるようにしてください。

火の通りが不安なようであれば真ん中に隠し包丁を入れておくと中まで火が通りやすくなります。

小かぶより大きいサイズのものは皮を剥かないと食べた時に筋が気になってしまうので、皮を厚めに剥いて皮は他の料理に回すようにしましょう。

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かぶの皮を簡単に剥く方法とは?

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かぶの皮は皮剥き器を使って剥いたり包丁を使って丸ごと回しながら剥いたりします。皮剥き器を使う場合は薄く剥けてしまうので2回剥くといいですよ。

皮剥き器で剥いた皮はバラバラになって再利用する時に切り揃えにくくなってしまいます。わたしとしてはりんごのように包丁を使って回しながら剥く方法をおすすめしたいですね。

皮を剥く厚さは5mm程度が目安でしょうか。ちょっと厚すぎるかな?というくらいしっかり剥くと舌触りのいいかぶの煮物が作れますし、余った皮も面取りした欠片と一緒に再利用すればいいのでためらわずに剥いてください。

かぶの皮の再利用方法とは?

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かぶの皮はきんぴらにしたり甘酢漬けにすると副菜として生まれ変わります。わたしのおすすめは塩昆布と一緒に揉むだけの浅漬けです。

とっても簡単に作れますし、白と黒の色合いがちょっとオシャレに感じるのでお気に入りなんです。

かぶの皮は野菜炒めの具材として使ってもいいですし、刻んでチャーハンなどの具にしても美味しく食べることができます。一見捨ててしまいそうな素材をどう生かすかはその人の腕の試されるところですね。

あとがき

かぶの皮を無駄にしない調理の工夫というのは、お子さんのいる家庭であれば食育の一環としても役立ちます。

捨てる部分がおかずになるなんて!と感激されるのも嬉しいですし、栄養を与えたいという愛情を感じてもらえたら幸せですね。

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