長芋、山芋、大和芋の違いは?とろろにして食べているのはどの芋?

長芋の画像

普段わたし達がとろろにして食べている芋は長芋か山芋か大和芋か…。

そういえば自然薯なんていう呼び方も聞きますし、どれが正しいのかわからなくなってきたので今回はそれらをできるだけまとめてみることにしました。

違いを知れば献立に合わせた選び方もできるようになるでしょうか。

▶ 長芋はアク抜きをした方がいいの?とろろにする時はどうする?

Sponsored Link

長芋とは?

長芋の画像

わたし達が一番食べているのはズバリ「長芋」でしょう。スーパーでよく売られている長芋は価格も手頃でとても身近な存在です。

水分が多く粘り気が少し弱いという特徴があるため、とろろとして食べるよりもすりおろさずに短冊切りにしてしょうゆをかけて食べるのが適しているのではないでしょうか。

すりおろして食べる場合はとろろご飯の他にお好み焼きの生地に混ぜたり、細く切って天ぷらにして食べたりしますね。

お好み焼きの生地に入れるとふんわりした食感になりますし、揚げるとさくさくとした食感に変わるのでいろんな楽しみ方ができるのも魅力です。

長芋のカロリーは100グラムあたり約65キロカロリーとなっています。

山芋とは?

山芋

一般的に「山芋」は「自然薯」を指すことが多いようですが、長芋、自然薯、大和芋などを総称して呼ぶこともあるんだそうです。

ちなみに読み方は「ヤマノイモ」。ヤマイモだと思っていた方が多いのではないでしょうか。

とりあえずここでは自然薯として説明を進めたいと思います。自然薯は長芋と比べても非常に粘り気が強く、水分が少ないというのが特徴です。

そのため、しっかりとした粘りを楽しむためにとろろとして食べるのがおすすめです。(そのままだと粘りが強すぎるのでだし汁を加えるのが一般的とされています)

天然の自然薯は希少価値が高く高級品であるため、どこのスーパーでも置いているわけではありません。

確実に購入したい場合は通販で買うのがいいでしょう。自然薯のカロリーは100グラムあたり約121キロカロリーとなっています。

Sponsored Link

大和芋とは?

とろろ

「大和芋」は丸い形をしていて、皮が黒いものや白いものの他にも地域によってはイチョウの葉の形をしたイチョウ芋のことをそう呼んだりもするそうです。

この大和芋、品種はツクネイモで長芋の一種なんだとか。ただでさえとろろになる芋の種類に頭を悩ませているというのに、品種が同じものが違う呼び名で呼ばれているとあればますます区別がつかなくなってきますね…。

大和芋は一般的なスーパーではあまりお目にかかれませんが、デパートや通販で扱っているお店があるので食べたことのない方は一度お試しください。

大和芋のカロリーは100グラムあたり123グラムで自然薯とほぼ同じです。

まとめ

あの粘り気こそとろろの美味しさと考えるなら、3種類の中で最も粘り気が強くて高価な「自然薯」が一番と言ってしまってもいいのではないかと思います。

ただ、さらっとしたとろろが好きなら長芋の方が好ましいでしょうし、大和芋の丸みを生かしてソテーにして食べるのも美味しそうですね。

▶ 長芋はなぜかゆくなるの?原因と対処法を考える!
▶ 長芋は皮ごと食べたりすりおろしても大丈夫?毒や栄養は?
▶ 長芋をすりおろしたら赤や茶色に変色してしまう!その理由と防ぐ方法は?

Sponsored Link

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください