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アメリカンチェリーの食べ過ぎは危険?農薬が心配との声も

アメリカンチェリーの画像

初夏になると店頭に並ぶアメリカンチェリー。日本のサクランボと違い赤みが濃く果肉が大ぶりで食べごたえもあり、価格もお手頃のためつい手に取ってしまいます。

しかし、輸入品ということもあり「国内産と違って農薬漬けなのでは?」との心配もよぎります。

今回はアメリカンチェリーは農薬について調べてみました。

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国内に輸入されるアメリカンチェリーは農薬は少ないというのは本当?

考える女性

実はアメリカンチェリーに使用されている農薬はごくわずかなのです。

アメリカンチェリーは空輸にて日本へ運ばれるものです。船を使って数十日かけ輸送される果物と違い、カビ対策や腐敗防止のための農薬を大量に使用する必要がないのです。

アメリカンチェリーに限らず、チェリー類は傷みやすいため収穫前に「イプロジオン」という殺菌剤(防カビ剤 防ばい剤とも)を使用します。

日本の厚生労働省は国内国外を問わずポストハーベスト農薬(収穫後に使用する農薬)の使用を禁止しており、日本へ輸出されるアメリカンチェリーに対しても収穫後に再び「イプロジオン」を使用する事を認めていません。

収穫前に散布された「イプロジオン」は、短い期間で分解する成分ですので日本で販売される頃にはほぼ果実には残っていません。

レモン・グレープフルーツ・オレンジなどと違い、皮ごと食べることを前提としたアメリカンチェリーには、身体に害を与えるような農薬を使用しない努力がなされており、農薬は大変少ないです。

アメリカンチェリーは防腐剤がたくさん使われているというのは本当?

小学生が考える

防腐剤というのは一般的な総称であり、ここでいう防カビ剤(防ばい剤)がそれに当たります。

輸入された果物は厚生労働省が検疫所での検査を実施するほか、それぞれの輸入事業者が安全のために必要に応じて残留農薬や食品添加物の自主的な検査をおこなっています。

検査ではこの防カビ剤「イプロジオン」は99%検出されませんし、残り1%の検出量も基準値の100分の1といった結果が出ています。

同じ防腐剤でもオレンジやグレープフルーツなどには、白カビ・緑カビを防止する目的で「OPP(オルト・フェニル・フェノール)」や「TBZ(チアン・ベンダ・ゾール)」「イマザリル」等が使用されていますが、アメリカンチェリーにはそこまでする必要が無い為、防腐剤の使用は最小限に留められています。

アメリカンチェリーに防腐剤がたくさん使われているということはありません。

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それでも農薬が気になる。私達が出来る対策は?

ポイント

前出のように、アメリカンチェリーに使用されている防カビ剤「イプロジオン」は店頭に並ぶ頃にはほとんど果実表面に残っていません。

しかしながら、残存農薬を口にしてしまう不安はつきものです。

イプロジオンは水洗いによって一番除去しやすい農薬です。流水で30秒ほど洗うだけでも確実に落とせます。漬けおきよりも流水の方が、水の勢いもあり表面の農薬が剥がれるので効果的に除去されます。

手で優しくこすり洗いをすれば、さらに効果は高まります。他の農薬についても、農薬には水溶性のものが多いので水洗いは効果的です。

野菜用洗剤を使うのもよいですが、その場合も洗剤の量に注意し最後はしっかりと流水で洗い流しましょう。

重曹を使って農薬を落とすという方法も

昔ながらの重曹を使う方法もあります。

その場合、重曹は食用の物を使用しボウル等に小さじ1ほど溶かし、アメリカンチェリーを30秒ほどつけた後に取り出して流水でよく洗い流します。

つける時間が長いと、栄養素が溶け出したりアメリカンチェリーの皮が破れたりしますので、気を付けるようにしてください。

このようにアメリカンチェリーは、簡単に残存農薬も落とせていつでも安心して食べられます。

まとめ

海外から輸入される果物って少し心配になってしまう事がありますが、アメリカンチェリーに限ってはあまり考えすぎなくても大丈夫みたいです。

ただ口に含むものが安全かどうかをしっかり自分で調べるという行為はとても重要なことなので、今後もお子さんの口に入れるもの、自分の口に入れるものが本当に安全かどうか調べる努力は必要だと思います。

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