さつまいもは野菜なの？それとも穀物なの？

秋になると、さつまいものシーズンともなりお芋パーティーが開催される事も多いですよね。

さて、さつまいもは世界中で食べられている食材の一つですが「野菜なの？穀物なの？」と感じる方が多いですよね。

今回は【さつまいもは野菜なのか？穀物？】という事についてご紹介します。

さつまいもには「芋」と付いている事で、野菜という方が多くいらっしゃいますよね。さつまいもには葉っぱがありますし、ツルもありますよね。

また土で栽培されるという観点からも「野菜」と認識される方も多く、野菜という意見の方がいらっしゃいます。

さらに、日本にとって「穀物=米、麦」ですよね。

日本人の食生活の中で、米や麦は主食として食べられていますが、さつまいもは副菜やスイーツの材料として食されています。

そんな食文化が定着している事で、さつまいもは野菜という方が多くいらっしゃいますよね。

さつまいもが穀物という意見の人は多くいらっしゃいます。まずさつまいもに限らずジャガイモや芋類は穀物として世界中で食されていますよね。

特に日本において主食は「米」ですが、国やエリアによっては「芋」が主食とされています。

そのまま焼いたり、蒸したり、ペーストにしたりとさまざまな調理法で主食として扱われています。

その為、さつまいもは穀物だという意見の方がいらっしゃいます。

私はさつまいもは「野菜」という意見です。まず、土で多くの野菜と一緒に栽培されている事が多く、野菜という認識があります。

また、さつまいもは主食として食べる事はありませんよね。「穀物」というと米や麦がイメージされ、ご飯やパン、麺類だけが主食としています。

さつまいもが米や麦の代わりとして食べられる事はどの家庭でもありませんよね。

寧ろ「家は米じゃなくてさつまいもが主食」なんて家庭があったら「日本人だよね？」と疑問を感じてしまいますよね。

その為、私はさつまいもは野菜という意見です。

さつまいもは市場においては「野菜」として扱われている傾向にあります。

しかし、デンプン質を多く含むサツマイモやジャガイモといった「イモ類」は、デンプンが供給源とされており、野菜とは区別され流通されています。

同じ「イモ」が付く食材でも、「さといも」や「大和いも」は野菜として流通されているのです。

その為、同じイモ類であっても「穀物」として扱われる場合もありますし、「野菜」として扱われる事もあるのです。

さらに市場だけでなく、研究機関等においてもさつまいもはジャガイモは農産関係者、さといもや大和いもは園芸関係者が携わっていると言われています。

さつまいもは野菜という方もいれば、穀物だという意見の方のいらっしゃいます。

世界各国では穀物として食べられていますが、日本人にとっては野菜として味わってもよいと思われます。