生椎茸と干し椎茸の違いとは?どっちが美味しいの?使い分けは?

椎茸の画像

生椎茸の方が新鮮だから、干し椎茸の方が日持ちがして便利だから、そんな理由でどちらかだけを料理に使っている方はいませんか?

その理由も選ぶ理由として間違いではありませんが、使い分けることでより美味しい料理が作れます。

それぞれの魅力を知り、メニューによって使う椎茸を正しく選ぶようにしていきましょうね。

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干し椎茸と生椎茸の違いとは?

ポイント

干し椎茸の生椎茸の違いは意外とあったりします。まず、栄養価はかなり違います。椎茸は乾燥させることで飛躍的に栄養価が高くなったりします。

一番大きく栄養価が変わるところはカリウムとビタミンDと葉酸です。カリウムは270mg→2100mgに変化し、ビタミンDは0.4ug→12.7ug、葉酸は75ug→240ugと変化していきます。

カロリーは干し椎茸のほうが高いと言われていますが、100gあたりのカロリーとかそういう計算ですのであまり参考になりません。

干ししいたけをもどさずに食べることはないので戻した状態で同じ100g当たりのカロリーを比べた場合さほど変わらないと思います。

生椎茸と干し椎茸はどっちが美味しいの?

考える女性

どっちが美味しいかどうかはその人が椎茸に対して何を求めているかによっても違ってきます。

生椎茸が好きな方は椎茸の食感が好きな人が多いと思います。椎茸の肉厚や食感を感じるには干し椎茸よりも生椎茸の方が断然上です。

きのこ自体が好きな人なら椎茸の噛み応えややわらかさといった独特の食感も好きでしょうし、焼いた時の香りもたまらないでしょう。

しかし椎茸に旨味を求めるのであれば干し椎茸に軍配が上がります。干し椎茸が美味しいと感じる人は椎茸の味というよりも干し椎茸を使って調理したメニューが好きなのかもしれませんね。

干し椎茸を使うと旨みがよく出るため、煮込み料理や炊き込み料理ならば干し椎茸を使った方がより美味しく感じるはずです。

美味しいと感じるポイントは味だけではなく見た目、食感、香りなども影響します。そのため、どちらが美味しいということは簡単に言えるものではないのです。

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生椎茸を使った美味しい食べ方は?

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生椎茸を使うならきのこの食感を生かせるメニューがおすすめです。

てんぷらやフライ、焼き椎茸、野菜炒めや肉詰めなどにすると噛んだ時にじゅわっと味が広がりますし、煮物に使っても煮汁をよく含むので美味しくいただけます。

肉厚な生椎茸を選び、薄く切らずにしっかり噛んで味わいたいものですね。生椎茸を使うメリットとしては調理がしやすいというのもあります。

干し椎茸のように水で戻す必要がないため、具材が物足りない時にさっと加えたくなる食材です。

干し椎茸を使った美味しい食べ方は?

干し椎茸の画像

干し椎茸の魅力は旨みがしっかり出ることですから、他の食材が主役の煮物や鍋物、炊き込みご飯などに加えるとより美味しい料理に仕上がります。

干し椎茸の戻し汁も加えることができますし、戻し汁だけ別のメニューに使うこともできるので常備しておきたい食材のひとつですね。

お吸い物や味噌汁に使うのもおすすめです。具や塩分が少なめでもきのこの旨みいっぱいのおいしい汁物になることでしょう。

健康志向の方やシンプルな汁物を好む方には喜ばれるのではないでしょうか。

椎茸はお菓子にしても美味しいの?

干し椎茸はお菓子にしても美味しいようで、干し椎茸の粉末を入れてクッキーや蒸しパンを作る方がいたり、椎茸ようかんという商品も販売されていると知って驚きました。

椎茸はどの程度感じられるのでしょうか。一度食べてみたいですね。

まとめ

このように生椎茸と干し椎茸の魅力を知ると、思っていた以上に甲乙付けがたい良さがあるのだとわかりました。

それでもまだ椎茸が苦手という人もいると思いますが、これだけ使い分けることができるのであれば様々な料理にうまく取り入れていけるような気もします。

椎茸料理のレパートリーを増やし、美味しく使いこなせるようになりたいですね。

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