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春菊に下ごしらえは不要?あく抜きをする必要があるは嘘?

春菊

「春菊はあく抜きをしなければいけない野菜」

そう思っている方多いのではないでしょうか?

前に友人とすき焼きをした時に、春菊を生のまま入れようとしたらそういう事を言った方がいました。

その時は「そうなんだ」と思って下茹でをしましたが、自分の家庭では下茹でをせずにすき焼きをするのが普通だったので調べてみました。その結果は?

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春菊を下ごしらえ(下茹で)する必要があるという人の理由は?

沸騰

あく抜きをする必要があるという理由は春菊に含まれているシュウ酸を取り除きたいからと考える体と思います。

シュウ酸とは、塩類の形で多くの植物の中に含まれています。シュウ酸は体内でカルシウムや鉄と結合することにより、カルシウムや鉄の栄養の体内への吸収を妨げます。

また、多量のシュウ酸はカルシウムと結合してシュウ酸カルシウム結石となり、尿路結石になる場合もあります。

シュウ酸カルシウム結石が尿管に詰まり、尿の圧力が高まって神経を刺激して痛みを生じる病気です。痛みの他に、残尿感や頻尿、血尿などの不快な症状もあらわれます。

だからあく抜きは大事と考えているわけです。

春菊に含まれているあくはほうれん草より少ない!

ほうれん草の画像

春菊はほうれん草と同じような葉野菜なので、同じぐらいあくが多いと思われがちです。しかし実際には、春菊にはほうれん草よりもシュウ酸の量のわずか4%程しか含まれていません。

他の野菜と春菊のシュウ酸の量を比べてみましょう。

野菜に含まれるシュウ酸の量(100gあたり)
  • 春菊   :27mg
  • ほうれん草:650mg
  • たけのこ :100mg
  • 里芋   :100mg
  • セロリ  :22mg
  • トマト  :11mg

だいたいこんな感じになっています。よく生で食べるトマトやセロリともあまり大差がない結果だったりするんです。

なので春菊は別にシュウ酸を気にしながら食べなければいけない野菜というわけではありません。

下茹でなんかすると春菊は苦味が増すばかり!

春菊の苦味って嫌いな人もいると思うんです。あの苦味ってポリフェノールが原因だったりするのですが、加熱しすぎないことで苦味を抑える事が出来るんです。

加熱すると苦味が出る野菜に対して、下茹でをする・・・それは下策だと思います。

▶ 春菊の苦味は調理法で消せる!子供の春菊嫌いもこれで治せる?

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春菊の下ごしらえはよく洗う事!下茹でをする必要はなし!

考える女性

春菊に含まれるシュウ酸の量は多くないので、茹でてあく抜きをする必要はありません。生のままサラダとして食べても大丈夫です。

下茹でする必要はありませんが、丁寧に洗ってから使用することが大切です。洗い方たは、まず春菊の堅い部分である根本を切り落とします。

根本の葉の付け根部分には細かい土がついているので、葉を一枚一枚はがしてから水洗いすると綺麗に汚れが取れます。

汚れや農薬がついているので、しっかりと洗ってください。洗った春菊はボウルに入れて、数分間、流水を当てるようにして洗い流しましょう。

▶ 春菊は実は生で食べられる野菜!サラダにオススメなわけとは?

春菊の香りが強いのとあくは無関係

ポイント女性

春菊は香りが強いのであくが強いイメージがありますが、あく(シュウ酸)ではありません。香りの成分は、「α-ピネン」と「ペリルアルデヒド」です。

α-ピネンとは、松やヒノキにも含まれる成分で、森の中のようなリラックス効果があると言われています。

ペリルアルデヒドは、シソ同じ香り成分です。防腐作用があると言われ、食中毒の防止効果や胃液の分泌を促進させる効果があります。

α-ピネンとペリルアルデヒドの相乗効果により、体をリラックスさせるとともに、胃腸の働きを活発にし、胃もたれを解消してくれます。春菊は古くから漢方としても、食欲増進や健胃に用いられているそうです。

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