冬瓜の皮のむき方は?実は皮は酢の物やきんぴらで食べられる?

冬瓜

夏が旬を迎える冬瓜。どんな料理にもピッタリで毎日食卓に並ぶ事も多いですよね。さて、冬瓜を下処理される時どのように皮を剥いていらっしゃいますか。

今回は【冬瓜の皮の剥き方】【剥いた皮も食べる事が出来る】という事についてご紹介致します。

▶ 冬瓜は生で食べられるの?苦味や栄養は加熱するのと違う?

Sponsored Link

冬瓜の皮のむき方は?

ポイント女性

皮を剥くとなると「包丁」や「ピーラー」といった道具での皮むきが一般的ですよね。

包丁での皮むき

  1. 冬瓜を1/4にカットします。
  2. 3~5cm程の適度な大きさに切ります。
  3. 包丁で皮を剥く際には実と皮の間をギリギリにせず、若干実も削ぐように5㎜程の厚さで切ります(薄くしてしまうと固さで剥きにくいです)

ピーラーでの皮むき

  1. 冬瓜を1/4にカットします。
  2. 3~5cm程の適度な大きさに切ります。
  3. 包丁で皮に隠し包丁を3㎜厚程で入れます。(皮を剥くだけですが、冬瓜は固い為ピーラーの刃では始める事が困難となります。)
  4. ピーラーの刃を隠し包丁に入れスーと剥いていきます。

冬瓜の皮を剥く時は皮のギリギリではなく、実も少し削ぐくらいが丁度良いです。勿体無いと感じてしまいますが、皮と実の境目は固い為、煮物にしても味が染み込みにくいです。

Sponsored Link

冬瓜の皮には栄養が豊富?捨てるのは勿体無い?

いらない画像
「冬瓜の皮を剥いたから皮を捨てよう」なんて事は当たり前となっているかと思われます。でも、ちょっと待った。

実は冬瓜の皮にも栄養が含まれており、捨てるのは勿体無い事なんですよ。そこで、普段は捨てられてしまう冬瓜の皮の栄養についてご紹介します。

冬瓜の実にもカリウムは含まれていますが、皮は特に豊富な部分となっています。カリウムは体内中の塩分を汗や利尿作用によって排出させる効果があります。

体内中の塩分濃度が高いと高血圧、浮腫みといった症状の予防・改善に効果的です。また皮は体内に篭った熱を発散させる効果があり、夏バテ予防にも効果が期待できます。

さらに中国においては生薬としても重宝される程、健康面や美容面に優れた成分が豊富に含まれているのです。

冬瓜の皮のおすすめレシピは?

きんぴら

  1. 冬瓜の皮(適量)と人参(適量)を千切りにします。
  2. フライパンにゴマ油(適量)を敷き、千切りにした材料を炒めます。
  3. 冬瓜の皮が柔らかくなったら、しょうゆ小さじ2、みりん小さじ1、砂糖小さじ1、ごま適量、一味唐辛子適量を入れ馴染ませれば完成。

冬瓜のほろ苦さがアクセントとして、おかずとしては勿論、お酒のおつまみにも最高。

酢の物

  1. 冬瓜の皮を適度な大きさに切ります。
  2. 塩もみして10分程放置させます。
  3. 水気をよく絞り、酢(適量)砂糖(適量)と合わせれば、酢の物の完成。

わかめやタコを入れても良いですし、調味料はすし酢でもOK。

あとがき

冬瓜の皮を食べる事ができると初めて知った方も多いと思われます。

実の部分に負けない栄養もたっぷりと含まれています。冬瓜は実だけでなく、皮も食べられ余す事無く使い切れる食材となっているのです。

▶ 冬瓜とかぼちゃ(南瓜)って同じ仲間?違いは?
▶ 冬瓜と夕顔の違いと見分け方は?
▶ 冬瓜のわたや種は捨てるのが勿体無い!栄養価とおすすめレシピは?
▶ 冬瓜の旬は夏?「冬」という漢字がついている理由は?

Sponsored Link

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください