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5月10日はローマ字の日。ローマ字は複数あるの知っていますか?

ローマ字

ローマ字の日という記念日があります。私が今こうやってパソコンで文字を打っているのもローマ字で打っています。慣れ親しんだローマ字ですが、人によっては変換方法が違ったりして面白いですよね?「し=si」「し=shi」とかこういうちょっと違う変換です。

今回はローマ字の日が作られた由来と何でローマ字って統一されていないのかという疑問について考えてみたいと思います。

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ローマ字の日が作られた由来とは?

ローマ字の日は1955年にローマ字社(NRS)が制定した記念日です。結構古い記念日ですよね?5月20日をローマ字の日にした理由は2つあります。

1つはローマ字国字論を主張していた物理学者の田中舘愛橘が5月21日に亡くなった日。21日は少しキリが悪いからという不思議な理由で5月20日にしたという話があります。

もう一つはそもそもローマ字社が創設されたのが1922年の5月20日だからという理由。こっちの方が日にちも正確ですよね。

おそらく2つの理由から5月20日をローマ字の日にしようと決めたのでしょう。

ローマ字って複数あるの知っていますか?

最初に作られたローマ字はヘボン式ローマ字

ローマ字が実際に使われていたことが確認できたのは安土桃山時代なのですが、かな文字とローマ字を1対1できちんと表記したのは1867年に来日していたアメリカ人ジェームス・カーティス・ヘボンさんです。

このヘボンさんが制定したローマ字をヘボン式(標準式)ローマ字と言います。

その後日本独自のローマ字が日本式ローマ字が考察される

ヘボン式は英語の発音をベースに作られたローマ字であったため、日本語の表記法的に破綻が多いという意見があった。それを受けて1885年に田中舘愛橘が考案したのが日本式ローマ字です。

この日本式ローマ字は多くの賛同を得る反面、英語の発音への準拠を排除したとして反感も買うことになり、どちらの方式のローマ字が良いかという議論が続きます。

国は両方の意見を取り入れた訓令式ローマ字というのを公布した

1937年に交付された公的なローマ字法が訓令式ローマ字です。基本的に日本式ローマ字ベースで若干の改変を加えたものとなっていてヘボン式の要素は排除されています。

3つのローマ字の違いを比べてみよう

『シ』
訓令式・日本式=si
ヘボン式(標準式)=shi

『シャ・シュ・ショ』
訓令式・日本式=sya・syu・syo
ヘボン式(標準式)=sha・shu・sho

『チ・ツ』
訓令式・日本式=ti・tu
ヘボン式(標準式)=chi・tsu

『チャ・チュ・チョ』
訓令式・日本式=tya・tyu・tyo
ヘボン式(標準式)=cha・chu・cho

などです。

私は訓令式の書き方で文字を打っていることに気付きました。みなさんはどのようなローマ字で文字を打っていますか?

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