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中学生の読書感想文に使える書きやすいおすすめの本10選

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「読書感想文でどの本を選べばいいかわからない」

悩んでいる中学生、高校生も多いと思います。普段から本を読む人はそういう悩みはないと思うのですが、あまり本を読まない人は本当に困りますよね?

今回は中学生の読書感想文の定番の「こころ」とか「羅生門」とかではなくて色々なジャンルの本を紹介したいと思います。

▶ 読書感想文の書き方、とても良い文章を書くコツは?

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ノルウェイの森

村上春樹といえば知らない人はいないであろうとても有名な作家さんです。

そんな村上春樹のちょっと大人な恋愛小説が「ノルウェイの森」。上下に分かれていますが、読みやすい文章と少しエロティックな表現に中学生なら読み始めたら止まらなくなるでしょう。

主人公ワタナベが直子と緑という二人の真反対の性格の女性に心揺れる様子を描いた小説です。ただの恋愛小説ではなく、喪失感やもどかしさなども描かれた大人の恋愛小説です。

中学生の時に一回読んで、大人になってからもう一度読んでみましょう。また違った捉え方ができるはずです。

なんともいえない喪失感は大人になって読んだ時にしみじみと心に響きます。こんな大人な恋愛小説を読書感想文の本に選ぶ人はなかなかいません。

村上春樹を知らない教師はいないので、こいつ大人びてるな!なんて思われること間違いなし。村上春樹を読むことで大人への階段を登りましょう。

本を読むのが苦手な方は映画「ノルウェイの森」もありますが、小説の方が面白いと思います。想像力を膨らませじっくり読んでみて下さい。人生観を変える一冊になるかもしれません。

注文の多い料理店

二人の男性が、やまねこの経営する「注文の多い料理店」へと足を踏み込み、おいしい料理にありつけると期待を膨らましながら、店側から出される注文に従っていくと、自分たちが危うく料理されて食べられてしまいそうになるというお話です。

まず、宮沢賢治の短編集の中にある一作である為、さくっと読むことが出来ます。

読書感想文を書く本としてあまりに長いものだと読むことに時間を費やしてしまうことになりかねませんし。

内容もあまり頭に残らずいざ感想文を書くにあたってスムーズに描くことが難しくなってしまう可能性もあります。

次に内容にインパクトがある作品である為、内容が頭に残りやすく読んでいるときも背景を想像しながら楽しく読める作品であると思うので、感想文も書きやすいと思います。

西の魔女が死んだ

梨木香帆著「西の魔女が死んだ」はどうでしょうか?

急に学校に行けなくなってしまった「まい」。彼女の祖母は「西の魔女」。母親に連れられて祖母と二人で暮らすことになった、まい。豊かな自然と祖母の深い愛情に包まれ、まいは魔女修行を始めます。

都会育ちのまいは田舎の不自由な暮らしの中で、手間を惜しまず、時間をたっぷりかけることで出来上がる手仕事を教わりながら、傷ついた心を癒していきます。

そして、西の魔女からの最後の伝言と魔女のかけた最後の魔法とは。今、学校生活の中で辛い思いを抱えている人も、友達の辛さを必死で支えている人もたくさんいると思います。

それが全て解消されるわけではないけれど、読み終えたあなたの心にぽっと灯りがともる、そんな本です。おススメです。

博士の愛した数式

小川洋子著「博士の愛した数式」も読書感想文が書きやすいと思います。第55回(2003年) 讀賣文学賞小説賞受賞、第1回(2004年) 本屋大賞受賞の本です。

シングルマザーで一人息子を育てながら、家政婦の仕事をしている女性が新たに務めることになった家のご主人は、事故で記憶が一日しか持たなくなってしまった数学者(博士)でした。

そんな彼を徐々に理解し、気持ちに寄り添う家政婦とその息子ルートを巻き込んだ関係性の中で人間らしい感受性を取り戻していく博士。

博士との日々で大切なことを学んでいくルート。

大人と子供の狭間で窮屈だったり、揺れ動く気持ちにもどかしさを感じたり、ままならない思いに押しつぶされそうな中学生の皆さんも、この本を読んだらほんわかと優しい気持ちに包まれますよ。是非夏休みに読んでほしいです。

夏の庭

主人公は小学6年生の12歳、ズッコケ3人組を思わせる3人でいつも行動しています。

主人公の1人、デブの山下のおばあさんが亡くなったことから3人は死に興味を持ちはじめました。

近所のおじいさんがもうすぐ死ぬらしい、そんな噂を聞きつけその死を見るためにおじいさんの観察を始める3人。

しかし3人の思惑に反しておじいさんはどんどん活気を取り戻していきます。家族ではないおじいさんとの交流。漠然とした死への恐怖。おじいさんの生きてきた過去。

最初は3人の好奇心が残酷なように思われましたが、しだいに3人の瑞々しい感性におじいさんの人生が彩られていきます。中でも、おじいさんの家の庭にコスモスの種を撒くシーンが印象的でした。

鮮やかな生、そして別れ…。「死」はもちろん、「生」を強く感じさせてくれる作品です。

死の実感が薄れているといわれる現代、未知なる死への興味は当然のものかもしれません。

この本でぜひ、死と合わせて、生きることや生きてきたことを考えてみてください。

ホームレス中学生

本のあらすじとしては、お笑い芸人の麒麟の田村さんが中学生の時に体験したホームレスとしての過ごした境遇がかかれています。

食事に困り段ボールを食べて過ごしたことなど、普通に生活していたら、まずありえないような体験をされた話などビックリするような事が書かれています。

この本をおすすめさせて頂く理由と致しましては、まず中学生としてホームレスになられた田村さんがお笑い芸人として活躍しています。

不運な境遇から立ち直る事が出来ると言うことを中学生の立場として知って欲しいと思ったからです。

また私自身中学生の時に読書感想文で書かせて頂き、書きやすかったからです。

燃えよ剣

幕末の動乱の時代に京都の治安を守るために結成された新撰組の鬼の副長、土方歳三を主人公にした物語です。

当時、まだ武士と農民の身分の差がとても大きかった時代に寄せ集めの農民や浪人の組織を、幕末最強の剣客軍団に作り上げたのが土方歳三です。

この本をお勧めする理由は、主人公である土方歳三の信じる正義と反幕府側の長州藩や薩摩藩の正義の対比が面白いということです。

今でいう警察のような役割を果たしていた保守的な新撰組と、古い時代を壊して新しい日本を作ろうとする維新志士達。

もし現代の日本が当時のように海外の驚異にさらされたら私達はどのように考え、どのように行動することが出来るのか。読み手によってどちらが正義なのか考えさせられる一冊です。

土方歳三の生きた時代を作者の豊かな人物描写で楽しむことで、歴史に興味を持つきっかけになればと思います。

車いすの不死鳥 絶望の淵から夢を追って

まず1冊目、「車いすの不死鳥 絶望の淵から夢を追って」です。

清原・桑田両選手を輩出したかつての名門・PL学園高校野球部のOBで、試合中のケガで首から下に麻痺を患った清水哲さんの自叙伝です。

もちろん大好きな野球ができる状態ではなく、現在は車いすで生活されている清水さんですが、その生き様は限りなく前向きなものです。

「障害者」でありながら健常者以上にアクティブで、「自分にしかできないことをやる」という姿勢には見習うべきものが多くあると思います。

桑田・清原両選手との友情についても書かれており、野球好きな中学生なら読んでいて面白いと思います。

感想文としても非常に書きやすいと思いますのでオススメです。

夢 命を懸けたV達成への647日

次にオススメしたいのは元阪神タイガース監督・星野仙一さんの「夢 命を懸けたV達成への647日」です。

2003年に阪神を18年ぶりのリーグ優勝に導いた星野監督の自叙伝ですが、中身はとにかく「熱い」です。

この時代に忘れられかけている「とにかくアグレッシブに、強気に」という精神性を惜しみなく発揮した星野監督の生き様には自分も影響されましたし、「誰が見てもやらなあかん、当たり前のことをやってきただけ。ただし、本気で。」という言葉には奮い立たされるような感情を覚えました。

小説などより感想文的にも書きやすいと思いますし、何よりも彼の言葉から様々なことを学び、いい影響を受けられると思います。野球やスポーツ好きの中学生なら必読の1冊です。

洗脳 地獄の12年からの生還

次にオススメしたいのはX JAPAN・Toshlの「洗脳 地獄の12年からの生還」です。

洗脳組織に絡め取られ、総額で15億円もの大金を失った彼の経験は非常にセンセーショナルですが、その分学ぶことは多いです。

当時の自分に自信を持てていれば、洗脳の罠にハマることは無かったということ。応援してくれる周囲やファンへの感謝。

そして洗脳から救ってくれた盟友・YOSHIKIとの友情と、X JAPANというかけがえの無い存在の大切さ。Toshlさんが味わった地獄だけではなく、そこから生還する希望についても書かれています。

X JAPANをTVでしか見たことがなく、「なんとなくすごいバンド」ぐらいにしか知らない中学生にはぜひ読んで頂きたく、多くのことを学んでほしいです。

▶ 読書感想文の書き方、とても良い文章を書くコツは?

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