子供の頃は夏の暑い時期に汗疹(あせも)ができましたが、最近おとなになってからも汗疹ができてしまうようになりました。
子供の頃とは違い、かゆいのを我慢出来るようにはなったのですが、夜とか寝ている時は無意識に掻いてしまっていたりして悪化してしまいます。
そもそもあせもを発症しないためにはどういう予防をすればいいのでしょうか?そして汗疹を発症してしまったらどういう治し方があるのでしょうか?対策をまとめてみました。
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大人ができるあせも(汗疹)の予防は?
あせも(汗疹)が出来るメカニズムとは?
予防を知る前にまずは原因をしっかり理解することが大事ですね。何故あせもってできるのでしょうか?
夏の暑い時期は絶えず汗をかきます。しかしあまりにも暑すぎると汗をかき続けてしまいます。そうなると汗が汗管に詰まってしまい、排出されないまま表皮内に留まってしまうことがあります。
汗管が詰まった状態のまましばらくしていくと、その部分が炎症を起こします。コレがあせものメカニズムだったりします。
あせもを予防するには汗をかきやすい部分を清潔に保つことが重要
汗管に汗がつまらないようにはどうすればいいか?それは汗をかく部分を常に清潔にしておく事が重要だったりします。簡単にどういう事をすればあせもを予防できるかリスト化してみました。
- 汗をかいたら濡れたタオルでこまめに拭き取る
- ウェットティッシュなど体や顔を拭けるアイテムを常に持参しておく
- 運動をする機会がある場合は着替えの衣類を持っていく
- 入浴は多めに行う
汗を拭く時は乾いたタオルのほうが良さそうに見えますが、実は濡れたタオルとかのほうが汗を肌に残しません。
乾いたタオルしか無い場合は腕とかなら一度水で洗った後に拭くなど工夫してみましょう。ある程度気をつけておけばあせもを予防することは可能です。
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あせもを発症させてしまった!効果的な治し方は?
予防を怠ったり、予防してもあせもを発症させてしまうことはありえます。過ぎたことは後悔せずに、治し方について考えていきましょう。
汗をかく状況を限りなく減らす
汗疹を悪化させる一番の原因は汗をかくことです。
夜とか電気代節約の為にクーラーを消して寝ている方もいると思います。とてもエコだと思うのですが汗疹には悪影響だったりします。
電気代はかかりますが、汗をかかない環境を作ることが汗疹対策では重要なことですので、寝ている時もクーラーをしっかりつけておきましょう。
食生活を見直す
体温を上昇させる食べ物を出来るだけ控えるというのも重要です。
アルコール類、辛いものは体温を上昇させてしまいます。あせもにはあまり良い影響を与えないのでできるだけ控えるのがポイントです。
後お風呂も熱いお風呂に入るのはできるだけ避けたほうがいいです。普段より少しぬるま湯のお風呂に浸かり汗を多くかかないように心がけましょう。
そして洗い方ですが、患部を清潔に保とうと思うあまり強くこすり過ぎるのは厳禁です。あせもを悪化させる要因になりますので軽くこする程度で洗いましょう。
そして炎症を抑えるステロイド薬を塗る
あせもを早く治すには、ステロイド外用剤がオススメです。
炎症を素早く鎮める効果があるので、あせもには特によく効きます。ステロイドと効くと少し怖い印象があるかもしれませんが、適量をしっかり守る事が大事です。
薬というのは適量なら治す効果がありますが、度を過ぎた量を処すると毒薬に変わるので気をつけましょう。
▶ あせもがなかなか治らない。ステロイドやワセリンは効果的?
あせもにはベビーパウダーが効果あるというのは本当?
あせもにベビーパウダーが効果的だといいますが半分正解で半分不正解です。
あせもの予防にベビーパウダーは効果的です。また、あせもの初期段階程度ならベビーパウダーは効果があると言われています。
しかし、あせもがある程度酷くなってしまった時にベビーパウダーを使うと必要な水分までも乾燥させてしまい、あせもを治そうと体内から放出させた成分すら乾かしてしまうので逆効果になってしまいます。
ベビーパウダーはあせも(汗疹)の予防対策として使うのが一番だと思います。
まとめ
- あせもの予防は体を清潔に保つことが重要
- あせもの予防にベビーパウダーは効果的
- あせもの治し方は食生活や汗をかかない生活を心がける
- あせもを早く治すにはステロイド外用薬を使うとよい
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