エイプリルフールで嘘をついていいのは実は午前中だけ？

4月1日のエイプリルフールは嘘を言っても良い日ということで有名です。

うっかり騙されたらその時にこの豆知識を使って反撃するのはどうでしょうか？

エイプリルフールの豆知識として一番「知らなかった」と思ったことは『午前中しか嘘を言ってはいけない』という事実。

今回はそれについて記事にしました。

エイプリルフールになるとツイッターとかで「午前中までだよ」みたいな感じの呟きがポツポツとあります。

しかし4月1日のツイートなのでそれ自体が嘘のような気がしてしまいますよね？嘘なのか真実なのかわからないので詳しく調べてみると・・・。嘘ではないことはわかりました。

「4月1日の午後に嘘をついたらマナー違反？」

と思ってしまいますが、実はOKなんです。午前中しか嘘をついてはいけないというルールがあるのはイギリスのオークアップルデーが元になっているようです。

【オークアップルデー】
”オーク＝樫（かし）の実”を自分のどこかに身につけて国王に忠誠を誓うという習わし。この日にオークを身につけていない人は国王に忠誠を誓っていないと蔑まれますが、この行事は午前中のみで午後は別に身につけなくても問題がない。

このオークアップルデーの流れからイギリスではエイプリルフールも午前中のみで午後は午前中についた嘘のネタばらしをしなければいけない風習があるようです。

ただこの風習はイギリスなどの一部の地域のみの習慣なんです。

ツイートで騒がれますが、それはイギリスなどの特定地域の習わしという部分を無視して「午前中までしか嘘をいってはいけない」という部分だけ切り取ってしまっている人がいるだけなんです。

日本を含め他の国はそのような習慣はなく午後も嘘をついているのが実情です。

エイプリルフールは嘘をつきっぱなしだと後味悪いです。

午後にネタばらしをするという発想は悪くないと思います。嘘は最後にちゃんと種明かしまでしてエイプリルフールの完成ですから。

相手に勘違いのままにしておくととんでもないことになります。大手新聞社がついた4月1日の嘘記事を本気にして海外にそんな情報が飛び交うみたいな事も稀に起こりますから。

ただ嘘をつきたい相手と会うのが午後だったら嘘つけなかったりする不具合に見舞われるわけで、午前中とか午後とかはっきりと分けるのは私はあまり推奨しません。

しかし近い未来日本にこの習慣が浸透したら・・・もしかしたら午前中までしか嘘をついてはいけないということが常識になるかもしれませんね。