最近の小学校の運動会でかかる音楽は何だかボリュームが小さくなったような気がします。
運動会だからうるさいのも当然と我慢できる時代は終わってしまったのでしょうか?
近隣住人からの苦情は騒音以外にもいろいろとあるようで、学校側は運動会の準備と併せて苦労しているのだとか。現状を知ってじっくり考えてみませんか?
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なぜ運動会で音楽をかけることができないのか?
わたし達大人が子供の頃、運動会といえば大音量で音楽がかかる行事でした。
それをうるさいと苦情を言う人なんていたのでしょうか?いたとしたら変わり者のように扱われていたのかもしれません。
しかし、最近は学校に対して堂々と文句を言う人が増えているそうです。
小学生のいない家庭から苦情がくるのはわからなくもないですが、子供を預けている親であっても普段の生活の中で学校にすぐ文句を言う人が増えましたね。
考え方を変えればそれくらいオープンな関係を築けているともとれますが、苦情対策としてボリュームを下げたり早めに終わるようなプログラムを作って運動会を進行しても不満の声はなかなかなくならないのだとか。
音楽だけではなく子供や親の歓声すら騒音と捉えられている人もいるなんて悲しい現状です。
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近隣住人からの苦情に悩む学校の苦労とは?
運動会の騒音対策として音楽のボリュームを下げてしまうといまいち盛り上がりに欠けますよね。
学校側としては盛り上げたいけれど苦情は受けたくないという思いがあり、音量には人一倍気を配っているように感じます。
その他には路上駐車やゴミの問題、卒業生がたむろする、喫煙や飲酒をしながら応援するといった保護者までいます。
些細なことでも苦情が出るので放送をかけて忠告したり巡回したりもしていますが、マナーが完全に正されることはありません。
周りの保護者も我が子の友達の親かもしれないと思うとなかなか指摘できないという事情があり、学校がすべての不満の受け皿となっているようです。
他にも苦情によってこんなことがなくなりつつある
近隣住人からの苦情を受け、チャイムが鳴らないようにしている小学校や体育の時にスピーカーを使わないようにしているところも出てきました。
他には卒業式の際に校門の前で別れを惜しむのを通行の邪魔ということで禁止にしたり、歩道に花びらが落ちて歩きにくいとか虫が出るという理由から学校の敷地内にある樹木の撤去を求められるなんてことも。
言い分はわからなくもありませんが、学校側が一方的に受け入れてしまうのはいかがなものでしょうか。
言えば何でも通ってしまうせいで苦情がエスカレートしてしまっているということはないのでしょうか。
まとめ
運動会の音楽や子供の騒がしい声を聞いても楽しそうと感じる人だっています。価値観が違う人達が集まる中で全員が納得できる方法なんてないのかもしれません。
学校側も苦情を聞くばかりではなく、どんな理由や目的のためにそうしているかをしっかり説明できなければいけませんね。
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