「啓蟄の候って読み方わかりますか?」
あまり見慣れない単語で読み方迷う人もいるのではないでしょうか?私は最初この単語を読めませんでした。難しいですよね。
時候の挨拶は○○の候というのが基本形です。啓蟄って何なんでしょうか?今回はそれらをまとめました。
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啓蟄の候とは
読み方は
啓蟄の候とは「けいちつのこう」と読みます。
啓蟄はこの単語を知らないとまず読めないのではないでしょうか?「蟄」って漢字普段使いませんよね。
啓蟄を「けいつち」だと間違ってこのページを見に来ている人もきっといると思います。けいつちで変換しようとしても全然変換できなくて「あれ?」って思った人もいるでしょう。
そもそも啓蟄ってどういう意味でしょうか?
啓蟄の候の意味とは
啓蟄の候は「春の暖かさを感じ始めた虫が土の中から出て来る季節になりましたね」という意味になります。
「啓」という字には「開放する、開ける、明ける」などの意味があり、「蟄」という文字には「虫が土の中に閉じこもる」という意味があります。
啓蟄は二十四節気の一つ
啓蟄は二十四節気の一つで時候の挨拶もそこから取ったと思われます。殆どの二十四節気は時候の挨拶にも使えますので二十四節気の期間を言葉を覚えておけば時候の挨拶を使うのには困りません。
あまり二十四節気って馴染みがないように思えますが、「春分・夏至・秋分・冬至」などは馴染みがあると思います。
意外と身近でも使われている言葉ですね。ちなみに啓蟄の前の節気は雨水で啓蟄の後の節気は春分です。
啓蟄の候を使う時期はいつ?
啓蟄の候は3/5から3/19まで使える時候の挨拶です。
要は啓蟄の期間中は使って問題ないよということですね。次の節気の春分が2017年は3/20ですからその前日まで使えます。
ちなみに二十四節気って毎年1日前後変動しますので気をつけましょう。
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啓蟄の候を使った簡単な例文は?
手紙の書き出しの基本は「頭語+時候の挨拶+安否を気遣う言葉」です。
「拝啓 啓蟄の候、○○様におかれましてはますますご清栄のことと存じます」
個人宛に手紙を書く場合はこのような書き出しが基本になります。親しい人宛なら安否を気遣う言葉の部分を「お元気でいらっしゃいますか」などと簡素にしても問題ありません。
また目上の人相手なら頭語を「謹啓」「謹呈」などにすることもできます。
まとめ
- 啓蟄の候は「けいちつのこう」と読みます
- 「春の暖かさを感じ始めた虫が土の中から出て来る季節になりましたね」という意味です
- 使う時期は2017年は3/5-3/19です
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