「ふきのとうのふきってどういう違いがあるの?」
同じ「ふき」という名前がつく植物なので何か関係性はある気がしますよね?この2つって同じ植物なのか違う植物なのか私も知りませんでした。
ふきのとうといえば春の訪れを感じさせる植物として知られていますね。雪の中からちょっとだけ覗かせているふきのとうは風情がありますよね。
ちなみにふきのとうは東北では「ばっけ」と呼ばれています。ばっけの天ぷらやばっけ味噌として地方に住んでいたひとは馴染みがある人もいるのではないでしょうか?
対してフキはよく煮物とかで使われる食材ですね。その2つの違いについて記事にしてみました。
▶ ふきのとうには栄養が豊富!でも食べすぎると良くないって本当?
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ふきのとうとふきは全く同じ植物です!
結論からすればふきのとうとふきは同じ植物です。
「ふきのとうはフキの花蕾の部分でふきは茎の部分を言うんでしょ?知ってた!」
と思っている方結構いますが、ふきは茎の部分ではないのご存知ですか?ふきという植物の茎は地上ではなく地中に埋もれていますので、ふきとして食べている部分は茎ではありません。
いや!どう見ても茎でしょ?
上の画像はフキの画像ですが、どう考えても茎の部分に思いますよね。しかしこの茎みたいな所は茎ではなく「葉柄(ようへい)」という部位の事を言います。
葉柄とは葉っぱと茎の接続部分の事を言い、一般的によく食するところはこの部位のことを言います。茎は先程も言いますが地中の中に埋もれている部位の事です。
- ふきのとうはふきの蕾の部分を言う
- 一般的に食べられているふきは葉柄の部分であって茎ではない
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ふきのとうとふきで栄養価は違う栄養価が高いのは・・・
ふきのとうのほうが栄養価が高いです。
ふきのとうには冬の間に溜まった老廃物を排出させ、ふきよりもビタミンやミネラルが豊富の食材でふきよりも栄養価が高い食物です。
ふきのとうって少し苦いと思うんです。あの苦味が美味しいのですが、嫌いな人もいると思います。子供などはあの苦味の美味しさをわかってくれませんよね。
そしてあの苦味こそ栄養がしっかりあって老化やガンを防ぐ効能があると言われています。
栄養価高いふきのとうやふきですが、実は毒がある
実は肝毒性の強いペタシテニンという物質が含まれています。食べ過ぎると肝臓にダメージを与えるらしいのですが、茹でてしっかりアク抜きをすれば問題がないそうです。
まあ生のふきやふきのとうは固くて食べられるものではないのでほとんど問題はありません。アク抜きはしっかりと行いましょう。ふきのとうを天ぷらで食べる時は美味しいからと言って食べ過ぎないほうが肝臓の為になりますね。
ふきのとうをつかったふきのとう味噌は結構オススメ!
ふきのとうを茹でてみそや調味料などを合わせて作るふきのとう味噌。あのふきのとうの苦味がたまらなく好きなので私はよくパスタと絡めて食べます。
春の息吹を感じる春にしか食べられない食材で是非試してみては如何でしょうか?
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