『手紙の書き出しで小暑の候ってどういう時期に使うのが正解?』
時候の挨拶の難しいポイントは大体の季節はわかりますが、自分が想像していた時期とちょっとだけズレていたりするのが難しいところです。
立夏といえば夏の始まりですが、5月5日とか私達の日常だとどうみてもまだ春なんですけれど、その違和感にただ困惑するばかりです。
なので、時候の挨拶を適当に「この時期に使えばいいんでしょ?」と思い使うと少し時期がズレるということになってしまい、送った相手に「この人わかっていないな」なんて思われる始末。
今回は小暑の候という言葉に焦点をあてて、『読み方』『意味』『使う時期』『文例』をしっかりまとめてみました。
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小暑の候を徹底的に調べる
読み方はこう読む
小暑の候は『しょうしょのこう』と読みます。
さほど難しい感じではありませんね。暑中見舞いとかが読めれば、暑を『ショ』と読むことは容易ですし、小を「こ」と読まなければ大丈夫でしょう。
候に関してはそうろうと読む人がたまにいますが、「どこの時代の人ですか?」と相手に突っ込まれてしまうので気をつけましょう。
意味は?
小暑の候の意味は『暑さがだんだん強くなってくる季節』です。
小暑は二十四節気の一つで普通に『小暑の季節』としても問題ないのですが、小暑が二十四節気と知っている人はあまり多くはないので、わかりやすく上記のような表現にしました。
使う時期はいつ?
小暑が二十四節気ということは前項で書きましたが、小暑がいつなのかさえわかればこの疑問は簡単に解けると思います。
2016年の小暑は7月7日ですのでそこから使うとよいですね。ではいつまで使ってもいいのか?
それは次の二十四節気の『大暑』まで使うのがいいでしょう。大暑は7月22日ですのでその前日まで使うのが正しい小暑の使い方です。
小暑の候は7月7日~7月21日までの時期に使うとよい時候の挨拶です。
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小暑の候を使った例文はこう
個人宛に送る場合
改まった言い方をしたい場合
小暑の候、◯◯様にはなお一層のご活躍とのこと拝察いたしております。
小暑の候、皆様におかれましてはますますご清祥のことと存じます。
親しい人に送る場合
小暑の候、◯◯様はその後お変わりなくお過ごしのことと存じます。
小暑の候、先生はお元気でいらっしゃいますか。
団体、会社宛に送る場合
小暑の候、皆々様には一段とご活躍のこととお慶び申し上げます。
小暑の候、御社におかれましてはますますご清栄のことと拝察いたしております。
まとめ
- 小暑の候は『しょうしょのこう』と読む
- 暑さがだんだん強くなってくる季節という意味の時候の挨拶
- 使う時期は小暑~大暑の前日まで使うのが一般的
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