「お月見の由来を子どもに簡単でわかりやすく説明したい」
中秋の名月にお月見をする。子供たちにお月見という行事を楽しんでもらいたいと思って色々頑張ってみたけれど、色々子供にお月見について聞かれることも多いと思います。
例えばお月見って月を見てお団子を食べる行事ですが、子どもに「何でお月見ってお団子を食べたりするの?」と言われたら私は答える事はできません。
多分上手くごまかして「お月様は丸いでしょ?お団子も丸いでしょ!同じ丸だから食べるんだよ」とか言う意味不明な理由を子どもに伝えてしまうことでしょう。
今回はお月見で質問をしそうな事に関して子ども向けの簡単な説明をまとめてみたいと思います。
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お月見をする意味や由来は何?
農作物の豊作の祈願と収穫の感謝の意を示す
という意味が有力なのです。
月に対しての感謝の意とは?
昔は電気がありませんので、電灯とかまったくありません。夜は暗くて全く見えなかったら困りますよね?しかし月が出ていると少しは明るくなります。
昔の人は外が真っ暗で困っていた時は月明かりを頼りにしていました。農作業とかも夜までかかってしまう時は月明かり頼りだったそうです。
そういう意味で感謝をするそうです。
農作物の豊作の祈願と収穫の感謝
農作物はその年の気候によって豊作だったり不作だったりします。コレばかしは人間の力ではどうすることもできません。
そうなると人間が出来ることというと・・・「神頼み」になるわけです。まあこの場合は神頼みではなく「月頼み」なのですが・・・
月に豊作であること祈り、無事に農作物が収穫できたら感謝をする。そういう意味でお月見という行事は行われていたようです。
幼稚園や保育園の子供に簡単に説明すると?
お月見をする意味や由来を上記の様に説明しても幼稚園や幼稚園の子供には伝わりません。ではどういう風にわかりやすく説明すればいいでしょうか?簡単にまとめてみました。
「お月見は明るくしてくれてありがとうとお礼を言ったり、お野菜やお米を食べられてありがとうとお月さまに伝える為にするんだよ。」
月見団子を食べる意味や由来は?
月見団子を供える意味はお月見をする由来と関係しています。
お米の豊作に感謝をする為にお月見をするのですが、そのお礼として豊作の米を使ってお団子を作るという理由でお団子をお供え物として用意します。
これを子どもにもわかりやすく説明するのはどうすればいいでしょうか?
「お団子を食べる意味は、たくさんお米がとれてありがとうとお月様にお礼を言うためにお米でつくったおだんごでお供えするんだよ。」
お月様にはうさぎはいるの?
これを言われると私も困ります。私も口で言って子どもに伝えられる自信はありません。
この場合は月うさぎの伝説の絵本を読ませてあげると良いです。絵本なのでお月見と一緒に絵本を読んであげればお月様にうさぎがいる由来や意味が幼稚園や保育園の子どもにでもわかりやすく伝わると思います。
十五夜にすすきを何で用意するの?
コレはススキが稲穂と似ているからだそうです。
確かにススキと稲穂が似ているのは良くわかります。実際ススキではなくて稲穂をお供え物として用意する人もいるようですが、稲穂を用意できるの人はお米を作っている農家ぐらいですよね?
なので代わりに稲穂に似ているすすきを供えるわけです。コレを子どもに説明するとちょっと難しいですね。
お月見はね?お米をたくさん作れたのはお月様のお陰ですとお礼を伝えるためするんだよ。すすきはお米ができる草に似ているからお供えするんだよ。
まとめ
- お月見をする理由は月へ豊作の感謝の意味がある
- お団子を供え物に用意するのは、お米の豊作のお礼にお米で作るものを供えるため
- 月にうさぎがいるという話は月うさぎ伝説から
- すすきを供えるのは稲穂と似ているから
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