「今年のお月見っていつだろう?」
大体9月の中旬のようなイメージですが、毎年決まった日ではないので調べてしまうのは私だけではないと思います。
そもそもどうやって毎年決まっているのかを知れば調べないですむんですよね?どういうメカニズムでお月見の日付は決めているのでしょうか?
そして調べていくと意外な事に気づきます。
「月見って実は9月だけではなかった。9月だけのお月見は昔の風習だと縁起が悪い?」という情報を得ました。
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2018年のお月見はいつなの?
2018年のお月見は9月24日です。
十五夜といえば15日みたいなイメージがあるので今年は丁度その日なので偶然でも少し嬉しく思います。
「え?そもそも十五夜なんだから毎年9月15日なのではないの?」
って思った人もいると思いますが、毎年変動します。近年のお月見(十五夜)の日付を表にしてみました。
十五夜が10月になる年もあったんですね。コレには正直驚きました。この表から毎年どういう風に変動していくかを見ていくと11日・12日程度早くなる感じに見えます。
例えば2017年は10月4日ですが、2018年は9月24日と10日早くなります。ですがその法則をずっと続けていくと8月になったり7月になったりどんどん早くなってしまうからどこかで1ヶ月遅くしているのかなと見えますね。
では私の予想ではなく、実際どういう仕組みなのでしょうか?
お月見の日付の設定方法はこんな感じだった
太陰暦で8月15日の夕方に出る月を中秋の名月と呼ばれます。
しかし今使われている暦法は太陽暦です。太陽暦は太陰暦より大体1ヶ月程度遅いという印象があるので、みんな9月15日が中秋の名月と思うわけです。
しかし実は太陰暦の1年は29.5日×12=354日と1太陽年に比べて11日ほど短かったりするのを知っているでしょうか?毎年11日ほど早くなっている理由はここですね。
そのままではどんどん早まってしまうので、うるう月が入ると約1か月後ろにズレこむということで調整しているのです。
中秋の名月はいつなのかを簡単に説明するとこんな感じです。
ちなみに最も早い中秋の名月が9月7日(2052年)で最も遅い中秋の名月は10月8日(1938年)になります
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お月見を1回だけ見ることは縁起が悪いという風習があったのは本当?
コレは本当の話です。
十五夜だけお月見をすることを片見月と言って、縁起の悪い不吉な事と言われていました。
なので昔の人は十五夜だけではなく十三夜というのを大事にして毎年お月見を2回見ていました。
今では片見月だからといって縁起が悪いと言われることはほとんどないので、気にしないで大丈夫だと思いますが、気になる方は毎年月見を2回するのはどうでしょうか?
まとめ
- 2016年のお月見は9月24日
- 昔の人はお月見は1回では縁起が悪いということで十三夜にもお月見していた
▶ お月見の由来や団子を食べる意味を子どもに伝える方法は?
▶ 十五夜は実は満月とは限らないというのは本当?
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