りんごの品種の中にジョナゴールドという品種があります。
あまり知られていない品種ですが、実は第4位の作地面積の種類のりんごだったりします。
今回はジョナゴールドについてどういう特徴があるのか記事にしています。
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ジョナゴールドの特徴について
ジョナゴールドの品種の歴史
ジョナゴールドはアメリカのニューヨーク州農業試験場で育成されたりんごで「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」の交配品種です。
ジョナゴールドと命名された理由は、交配されたゴールデンデリシャスと紅玉に由来します。紅玉の英名であるジョナサンから「ジョナ」を取り、ゴールデンデリシャスから「ゴールド」を取ってつけた名前のようです。
味や食感の特徴
ジョナゴールドはふじよりも甘さはなく酸っぱい
私達が食べるりんごのほとんどは「ふじ」という品種ですが(りんごの生産量の52%がふじ)、ジョナゴールドはふじに比べて甘味はやや控えめで酸味はかなり強いのが特徴です。
りんごは甘いのが好きという方はあまりおすすめしない品種ですが、りんごの酸味が好きな方はこの強い酸味がやみつきになってしまう品種だったりします。
この強い酸味は料理にコクを与えるので、生食で食べるだけでなく調理することも多い種類のりんごです。
食感はやや堅いですがふじに比べたら柔らかいです。果肉はふじに比べてかなり綿密なため、ふじに比べて食感の良いと言われています
見た目が良すぎるため、購入して騙されるケースあり
ジョナゴールドはふじなどに比べて赤くてツヤがありとても美味しく見えてしまいます。しかし赤いリンゴが甘いというのは幻想だったりするので気をつけましょう。
特に収穫時期は10月の上旬からなのですが、ジョナゴールドはあまり熟していなくても見た目が赤く熟したように見えてしまいます。
赤くなったらすぐに収穫してしまったジョナゴールドを購入してしまうと堅くて酸っぱいりんごだったりしてがっかりするというケースがあるので気をつけましょう。
美味しいジョナゴールドを見分けるコツは、目で見るのではなく直接味わうのが一番です。試食させてもらって味を確認してから購入した方がいいでしょう。素人には見た目ではわからない品種だったりします。
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ジョナゴールドの生産量
- 青森県:3万7000トン(80%)
- 岩手県:6110トン(13%)
- 福島県;824トン(2%)
- 長野県:708トン(2%)
- 山形県:331トン(1%)
りんごといえば青森県というのはジョナゴールドの生産量からも伝わると思います。ほとんど青森県です。
まとめ
- ジョナゴールドはゴールデンデリシャスと紅玉の交配品種
- 甘味がほどよく、酸味が強いのが特徴
- 美味しいジョナゴールドの見分け方は直接食べるのが確実。試食するべきです
- 生産量はりんご大国青森が1位です
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