「りんごといえば青森県」
世間一般常識ですが、それ以外の県でも「りんごで有名になろう!」と頑張っている県はあります。長野県などは長野県特有の品種を作ったり、青森県に負けないように頑張っていると思います。
そして今回紹介する陽光も青森県で生まれたりんごではありません。一体どこの県が作ったりんごなのでしょうか?陽光の味の特徴なども含めて記事にしてみました。
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陽光とは
陽光の歴史
陽光は群馬県で品種登録されたりんごです。
種子親はゴールデンデリシャスですが、花粉親が自然交雑ということでどの種のりんごかはわからないようです。
味の特徴
味は糖度と酸味が程よいバランスで調和しているのが陽光の特徴です。果汁は普通程度なので、みずみずしいりんごとは言えません。堅さもやや堅めのりんごですが、ふじなども同じ堅いタイプのりんごなので、陽光を食べて堅いりんごだとは日本人は思わないでしょう。
りんごは甘いだけではなく、そこに含まれる酸味がよりアクセントとなって甘さを引き立てると私は思っているので、ある程度の酸味があるりんごが好きな人にはこのバランスの良い味は病み付きになるでしょう。
出荷時期と美味しい陽光の見分け方
出荷時期は10月上旬頃から出回ります。しかし10月上旬から出回る陽光は、未熟果なので味は薄味であまり美味しいとはいえませんので、珍しい品種のりんごが売っていると思ってもぐっと我慢しましょう。
10月下旬頃から出回っている陽光は丁度完熟して美味しいりんごと言えます。
美味しい陽光の見分け方はまずは色を見ましょう。赤く色づきやすいのできちんと色づいている陽光以外は選んではいけません。
次に重さをチェックしましょう。見かけ以上に重く感じるりんごというのは果汁がつまっているりんごなので、美味しいです。逆に軽いと中身がスカスカした美味しくないりんごなので気をつけましょう。
そして最後にりんごのお尻をチェックしましょう。お尻は赤くはなりませんが、青いものを選ばないようにしましょう。完熟している陽光は黄色いのでそういうりんごこそ美味しい陽光だといえます。
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陽光が一番生産されている県は?
- 群馬県:90ヘクタール(33%)
- 長野県:62ヘクタール(22%)
- 福島県:43.1ヘクタール(16%)
- 山形県:24.9ヘクタール(9%)
- 岩手県:11.5ヘクタール(4%)
品種登録をした群馬県が陽光を一番多く生産している県でした。ついで長野県は最近りんごを名産物にしようと勢いを感じます。
まとめ
- 陽光はゴールデンデリシャスと自然交雑した品種
- 糖度は程よく高く酸味も普通程度で、甘さと酸味がうまく調和されたりんご
- 出荷時期は10月下旬から11月いっぱい
- 一番多く出荷している県は群馬県
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