アスパラガスを食べた後に尿が臭いと感じる人感じない人

アスパラガスの画像

「アスパラガスを食べた後って尿が臭う」

そんなこと聞いたことないでしょうか?あまり尿って臭うものではありません。なのに突然異臭を感じたら何か病気にかかったのではないか?と心配してしまいますよね。

しかし安心してください。別に病気ではなく体質だったりします。

今回はアスパラガスを食べた後に尿が臭くなる人ならない人の違いについて調べてみたいと思います。

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アスパラガスを食べて尿が臭くなる原因は?

臭い

アスパラガスの匂いの原因はアスパラガス酸にあります。

この物質自体が匂いを発するわけではなく、分解された時にメタンチオールやチオエステルなどの硫黄化合物を生成します。

硫黄って聞けば「臭そうな物質」っていうことはわかると思います。メタンチオールかチオエステルが臭いと感じる成分なのです。

しかし尿が臭わないと感じる人もいます。その違いは何でしょうか?

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アスパラガスを食べても尿が臭わない原因は2つある!

2を示す指

「アスパラガスを食べた後に尿が臭くなった記憶がない」

アスパラガスを食べても別に尿から異臭がしないと感じる人の方が実は多かったりするのです。

こういう人に、「アスパラガスを食べたら尿が臭くなるよな?」と同意を求めても「なにそれ?病気じゃないの?」って心配されるだけなんですよね。

しかも匂いを感じない人の方が多いわけで、だんだん自分の健康が心配になってしまいます。

では何故臭わないのか?臭わない理由は2パターンあるので紹介したいと思います。

そもそもニオイ成分を排出しない人

アスパラガスを食べると何故尿が臭くなるかという研究は昔からされていて、最初に気がついたのは人の体質によって「メタンチオール」という成分を生成しない人がいることに気が付きました。

もう一つ説があって最近ではメタンチオールではなくチオエステルという成分が匂いの原因だという事をいう研究家もいるようです。

どちらが正しいかはまだ検証されていませんが、体質によってこれらの成分を生成しない人がいるようです。

大体50%-60%の人が匂い成分を生成するらしく、40%程度の人は体質的に匂い成分を生成しないと言われています。

この体質の人は匂い成分がないので尿に異変を感じることはないですね。

臭い匂いに気が付かない人

アスパラガスを食べてメタンチオールもしくはチオエステルという成分は尿の中にあるのですが、その匂いに気が付かない人もいるようです。

そもそも普通の人はこの匂いに気が付かないらしく気がつく人は全人口の22%程度のようです。

匂いに気がつかない人というのは特定の臭いへの無嗅覚症があり、400ほどある嗅受容器のうちの1つが突然変異を起こして匂いに気が付かなくなっているようです。

まあそういう人が78%程度いると言われているので別に病気というわけではないですね。

まとめ

そもそもニオイ成分を作る人は50-60%でその匂いに気がつく人は22%となると全人口でアスパラガスを食べた後に尿が臭いと感じる人は11%~14%ということになります。

ある意味「自分は極稀な人間なんだ」と少しだけ特別感がある気がしますが臭いだけなのでそれもどうかなと感じてしまいますね。

「俺アスパラガス食べても尿が臭くならないよ!」

と思っている人でも実は臭い人は多いと思います。50%-60%の人は臭い尿を排出しているのですから・・・。

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