アスパラガスは栄養満点の野菜だけど食べ過ぎに注意?

アスパラガスの画像

「アスパラガスが大好きだけれど食べ過ぎは体に悪いの?」

私も野菜の中で好きな部類に入るアスパラガス。


栄養も結構ある野菜ですし、野菜なら食べすぎても大丈夫でしょ?

みたいな感じに思っていました。しかし「野菜なら食べすぎてもいい」という感覚は間違っているのかもしれません。

今回はアスパラガスの栄養について、そして食べ過ぎたらどうなってしまうのか調べてみました。

▶ アスパラガスを食べたら尿が臭くなるって本当?

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アスパラガスは栄養価が高い野菜!

アスパラガス100gの栄養価
  • カロリー  :22kcal
  • タンパク質 :2.6g
  • 脂質    :0.2g
  • 炭水化物  :3.9g
  • カロテン  :380μg
  • ビタミンB1 :0.14mg
  • ビタミンB2 :0.15mg
  • 葉酸    :190μg
  • ビタミンC :15mg
  • カリウム  :270mg

アスパラガスの栄養はこんな感じになっています。カロテンやカリウムが多いのが目立つ野菜だと思います。

カロテン(βカロテン)

βカロテンとも呼ばれ、体内でビタミンAに変換されます。

ビタミンAといえば目にいいビタミンと言うので知っている方も多いと思います。他にも活性酸素を抑える効果があると言われています。

活性酸素を抑えるということは心筋梗塞や動脈硬化や癌などを予防する効果があるということなので結構重要な栄養素ですね。

また皮膚の粘膜を正常にする働きがあると言われていますので口内炎などの予防に効くと言われています。

カリウム

カリウムは体内にある余分なナトリウムを体外に放出してくれる効果があります。

塩分を摂り過ぎてしまいがちな方、高血圧な方にとっては必要な栄養素ですね。

葉酸

細胞を正常に増殖させる働きのある栄養素です。

つまり正常な内蔵や筋肉などを生成するのに必要な栄養素だったりします。また血液の赤血球やヘモグロビンの合成にも深く関わっています。

不足するとめまいや貧血を起こしたりしてしまうそうです。

アスパラギン酸

疲労回復や滋養増強の効果があると言われています。

疲労の原因は乳酸にあるのでアスパラギン酸は乳酸をエネルギーに変えるという効果があるため、疲労回復の効果があると言われています。

またエネルギーの代謝がよくなるので新陳代謝が活発になり滋養強壮の効果があるみたいです。

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アスパラガスを食べ過ぎるどうなる?

指をさす男性

痛風の原因になると言われているが本当?

アスパラガスの食べ過ぎは痛風の元と言われていますが本当でしょうか?

痛風の原因と言えばプリン体ですね。アスパラガスにはどのぐらいプリン体が含まれているのでしょうか?

アスパラガスにはプリン体が穂先が100gあたり55mg。茎の部分には100gあたり10mgと穂先にプリン体が含まれています。

他の食材と比べて見ると・・・。

可食部100gに含まれるプリン体含有量
  • もやし:35mg
  • ほうれん草:51.4mg
  • ブロッコリー:70mg
  • 長ネギ:41.4mg
  • ピーマン:69.2mg
  • ナス:50.7mg
  • 納豆:114mg
  • 鶏肉(モモ):123mg

となっています。特にアスパラガスにプリン体が多く含まれているというわけではないことがわかると思います。

どんな野菜であろうと肉であろうと痛風の人が食べ過ぎるとプリン体を結果として多く摂取してしまうので気をつけましょう程度だと思います。

カリウムを多く含む野菜の為、腎臓が弱い人は注意

健康な人ならカリウムを多くとっても不要な分は尿として放出されるのですが、腎臓に異常がある人は注意が必要です。

腎臓の働きが正常ではない人がアスパラガスを食べすぎて体内にカリウムを多く入れてしまうと高カリウム血症などになってしまうこともあります。

まとめ

アスパラガスは食べすぎても腎臓が弱い方以外は特に害がない野菜だと思います。

ただアスパラガスは美容にいいとか髪がツヤツヤになると言われていて大量に摂取しようとしてしまう方もいると思います。

しかし大量に摂取すればその分効果があるかと言われるとそういうわけではないので、適量が一番美容や健康に効果があるということを覚えておくといいでしょう。

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