「学校の先生って夏休みが多くていいよね」
そう思ったことありませんか?確かに8月中は生徒がいませんしやることがなさそうに思えます。
しかし本当にそうなのでしょうか?学校の先生は休みがあってとても楽な職業だと思っていたら実はというお話をしたいと思います。
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学校の先生は夏休みに普通に仕事をしています
学校の夏休みは「夏期休業日」と呼ばれ、休日ではありません。
生徒たちは長い夏休みに入りますが、授業がないということだけで先生たちは出勤時間も退勤時間も変わりません。
市町村によりますが、午前8時半に出勤して、午後17時15分に退勤します。夏休みならではの特別なことと言えば、外で昼ごはんを食べることができるくらいでしょうか。
それも水泳教室や会議、PTAの集まりがあるときはいつもとあまり変わりません。出張や研修会があったり、部活動の顧問を担当している先生は、授業がある日よりも忙しく、いつも残業をこなしていますね。
夏休みが40日間とすると、土日とお盆休みを除いた平日の28日間はいつも通り仕事しています。
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学校の先生の本当の夏休みってどのぐらいあるの?
学校の先生の夏休みは、夏季特別休暇と呼ばれるものがあります。これは7月から9月までの間で5日間取得できるものです。
この期間なら、好きなタイミングで取っていいとなっていますが、いろいろな仕事があるため一般的にはお盆の時期にまとめて5日取得します。
この他一年で20日間取ることができる有給休暇を、先述した夏季特別休暇に合わせて取るケースもあります。
しかしこれも他の仕事が押してしまうため、合わせ技で10日間休むことができるかと言われると、あまり現実的ではありません。
夏休みにしなくてはならない自分の仕事量とスケジュールを考えて、5日から最長で1週間取るのが普通です。他業種とほとんど変わりがありませんね。
夏休み中に先生はどんな仕事をしているの?
夏休み中は授業があるとできない職員会議、備品の整理補充、運動会のプログラム作りを行います。
その他約1週間プール講習がありますが、プールの水質管理も先生の仕事です。
忙しいのが研修会です。「初任者研修」「5年次研修」「10年次研修」は皆が通る道で、カウンセラーの講習や実技訓練会、経験を積んだ先生はこちらが研修する側になる場合もあります。
研修を受けると校長先生にレポートを出さなくてはならないので、このレポートが確実に残業になる仕事です。
林間学校に行くのも生徒たちは旅行気分ですが、先生にとっては24時間営業のようなものです。
こうして忙しい夏が終わりに近づいたら、教室を綺麗に掃除して、ワックスをかけて新学期に備えます。
まとめ
学校の先生は世間では夏休み暇そうに見えてしまいますが、実はサラリーマン並かそれ以上に忙しかったりすることがわかりました。
先生という職業は楽だから選ぶではなく、人に教えるのが好き、子どもが好きなどという理由がなければとてもなれない職業なのだなと思いました。
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