秋も深まり寒くなってきたこの時期に食べたくなるのは鍋料理ですね。すき焼きに水炊き、よせ鍋にキムチ鍋…どんな鍋料理にも欠かせないのが白菜ではないでしょうか。
でもこの白菜、ちょうどよく使いきるのが難しく、野菜室に腰を落ち着けてしまう厄介な野菜でもあります。
そんな白菜をおいしく無駄なく使いきる、とっても簡単「冷凍保存」についてご紹介します。
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白菜を冷凍保存することは可能!どのぐらい保つものなの?
そもそも、水分量95%の白菜を冷凍保存することはできるのかと疑問に思う方も多くいらっしゃると思いますが、これができてしまうんです。しかもとってもお手軽に。
切って保存袋に入れるだけ。それを冷凍庫に入れるだけで、1カ月はおいしくいただけるようです。
冷凍保存ですので食感に変化(シャキシャキ→クタクタ)が生じてしまいますが、そのまんま保存の白菜の老化を気にしながら、毎日白菜メニューに追われるよりも、少しの手間で飽きることなく使いきることができるのではないでしょうか。
白菜は調理してから冷凍?生のまま冷凍どっちがいい?
「切って袋に入れるだけ」とはいうものの、ゆでたり味付けしたりと下ごしらえが必要なのでは…とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
ですが、あえて生のまま保存することをおすすめします。
生の白菜を使う用途に合わせてざく切りや短冊切りに。水気を十分にとり、ジッパー付の冷凍保存用袋に入れたら後は冷凍庫へ入れるだけです。
生のままの冷凍でも、ゆでてからの冷凍でも味自体に大きな変化はありません。しかも、生のままなら栄養価も損なわれないのです。
そういうことなら、心おきなく下ごしらえを省くことができますね。
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冷凍した白菜を料理する時は解凍させてから冷凍のまま使うべき?
さて、冷凍するまでは簡単ですが、いざ調理に使うとなったら今度こそ手間がかかるのでは…と疑いたくなっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、ご安心ください。調理の際も手間いらず、いや、より手間や時間が省けそうです。
味噌汁やスープ、お鍋などの「煮る」調理には、凍ったままの白菜をそのまま投入してください。葉の部分なら1分足らず、茎の部分でも2~3分ほどで火が通ります。
ただし、「炒める」時は油はねの心配がありますので一度解凍することをおすすめします。自然解凍や電子レンジで解凍した後、水気を切って調理しましょう。
ひと手間かかりますが、冷凍したことで味もなじみやすくなっていますので調理時間が長くなる心配はありません。
解凍した白菜!萎びれてるけれどオススメの料理は?
白菜はあのシャキシャキの食感がいいのに、冷凍したらクタクタになるなんて…とがっかりなさっている方もいらっしゃるでしょう。
残念なことに食感は変化してしまいますが、その変化をあえて利用して新しい白菜のメニューを広げてみてはいかがでしょうか。
一つ目のおすすめは、「クリーム煮」です。生の白菜を使うよりも調理後に出てきてしまう水分の量が少ないので、冷凍白菜を使ったメニューには洋風のこってりした味がおすすめです。
二つ目は「浅漬け」です。白菜の漬けものなんて定番中の定番じゃないかと思われるでしょうが、この浅漬け、とっても時短なんです。
冷凍白菜にお湯を回しかけ、手でしぼって味をなじませるだけ。冷凍したことで味がなじみやすくなっているのでこんなことができてしまうんですね。
あとがき
白菜の冷凍保存、もっと早く知っておきたかったと思うほどにいいことづくめです。冬は野菜の価格も上がる時期ですので、冷凍白菜をお得においしく利用していきましょう。
▶ 白菜の最適な保存方法は冷蔵・冷凍・常温どれが一番日持ちする?
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