お祭りや縁日って普段味わう事が出来ないグルメが数多くありますよね。中でもフワフワとした白い雲のようなわたあめは屋台でかかせないグルメですよね。
そんな「わたあめ」を「わたがし」と呼ぶ事もありますが、違う食べ物なのでしょうか。わたあめとわたがしの違いについて考えてみたいと思います。
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わたあめとわたがしは同じ食べ物?
世の中には「わたあめ」と「わたがし」と呼ばれるお菓子があり、「同じ食べ物?」と疑問を感じてしまいますよね。
わたあめは機械にザラメを入れ、加熱により溶かし、溶かしたザラメが噴射される事で瞬時に固まり白い糸状になる事で完成します。
わたがしも同じ工程で作られるお菓子となっています。つまり「わたあめ」も「わたがし」も全く同じ作り方となっており、同じ食べ物なのです。
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わたあめとわたがしは地域によって呼び方が違うだけ?
同じ作り方で作られ全く同じ食べ物である「わたあめ」と「わたがし」ですが「何が違うの?」と思ってしまいますよね。
答えは簡単、地域によって呼び方が違うだけなのです。
東日本エリアでは「わたあめ」となっており、西日本エリアでは「わたがし」と呼んでいるのです。
ただエリアで呼ばれ方が明確に違うとも言えないのです。
同じ東京都に住む方であっても「わたあめ」と言ったり「わたがし」と呼ぶ方もいらっしゃいます。
先祖が他エリアから引っ越してきた場合や両親や親戚がそのような言い方で呼ぶ事で、自分も自然にそのように呼ぶ事もあるようです。
わたがしやわたあめって実は「電気飴」が正しい呼び方なの?
一般的に「わたあめ」や「わたがし」と呼ばれるお菓子ですが、「電気飴」が正しい呼び方な事をご存知でしょうか。
わたあめを製造する電動綿菓子機が日本で普及し始めたのは大正時代や昭和初期となっています。
この頃の日本において「電気」は非常に貴重な物で、電化製品であっても家庭にある家は相当なお金持ちと言われていました。
その為、「電気」という物に強い憧れを感じる時代ともなっており、電気綿菓子機で作られるわたあめは画期的なお菓子ともなっていました。
そんな電気にたいする憧れから「電気飴」と呼ばれ、人気となっていた時代があります。
若い方やご年配の方ではあまり馴染みの無い言葉ですが、高齢の方にとっては懐かしい言葉ともなっています。
色付きのわたあめもある?
わたあめと言えば真っ白い色合いがスタンダートですよね。しかしカラフルな色合いのわたあめが多くの方から人気となっているのです。
それが「バルブ ア パパ」。
フランス生まれのお菓子となっており、さまざまな色のザラメを使用する事で、パステルカラーのわたあめを作る事が出来るのです。
食べて美味しく、観て美しくあらゆる楽しみ方が出来るとして幅広い世代から人気となっているのです。
あとがき
「わたあめ」と「わたがし」は地域によって呼ばれ方が異なるだけで、全く同じ食べ物なのです。
屋台で注文をしている方がいれば、どちらで注文しているのかこっそりと聞いてみては如何でしょうか。
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