たまにスーパーで売っている「新ごぼう」っていう商品があります。
でもごぼうとどう違うのか気になりますよね?ごぼうと同じような食べ方をすればいいのか?それとも違う食べ方をした方が美味しいのか気になります。
あと美味しい季節も気になりますよね。
食べ物は美味しい季節に食べるべきだと私は思います。旬の時期って流通量も多くなる為価格も安くなり、そして美味しいというその食べ物を食べる上で最高の時期ということになります。
新ごぼうとごぼうってやっぱり旬が違うのでしょうか?
今回は新ごぼうとごぼうの違い、旬についてまとめてみました。
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ごぼうの品種は結構たくさんある
ごぼうは大きく分けて5つあります。
- 滝野川ごぼう
- 大浦ごぼう
- 堀川ごぼう
- 葉ごぼう
- 新ごぼう
滝野川ごぼう
全国的にごぼうと言ったらこれです。
長さ1m前後、直径2~3cmほどの長いごぼうで、名前の由来は江戸時代に武蔵国豊島郡滝野川村で栽培され品種改良されたからこの名前がつけられたそうです。
主に関東各地で栽培されています。
大浦ごぼう
大浦村の鈴木四郎兵衛という人がゴミ捨て場に生えていた大きなごぼうを発見して改良した為に大浦ごぼうという名前がつけられました。
長さ1mで太さが30cmと私達が知ってるごぼうと比べてかなり太いのが特徴です。大浦地方の土壌は粘土質で大浦ごぼうを育てるのには最適な土地だそうです。
ちなみに中は空洞になっていてその空洞を利用して詰め物をする精進料理が有名です。
堀川ごぼう
堀川ごぼうは滝野川ごぼうを特殊な方法で栽培したごぼうのことを言います。
特殊な方法とは斜めに植えるらしく、滝野川ごぼうに比べて長さは短くなるかわりに極端に太く成長するのが特徴です。
主に作られている地域は京都で堀川ごぼうは京野菜の一つだったりします。
葉ごぼう(若ごぼう)
ごぼうと言えば根っこを食べるものですが、葉ごぼうとは葉も茎も食べる事が出来るごぼうのことを言います。
主な栽培地は大阪で関西でよく食べられている野菜です。関東住みの私は食べたことがないごぼうだったりします。
ちなみに別名は「若ごぼう」です。
新ごぼう
新ごぼうはいわゆる滝野川ごぼうを若取りしたもので、別名「夏ごぼう」と呼ばれているごぼうのことを言います。
普通のごぼうに比べて柔らかくて香りがいいのが特徴で柳川鍋の具材として主に用いられます。
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ごぼうや新ごぼうの違いは?
一般的に私達がごぼうと呼んでいる品種は滝野川ごぼうの事を言い、新ごぼうとは滝野川ごぼうの若採りしたものを言います。
同じ品種ですが、収穫する時期が違う程度の認識で問題ないですね。味に関しては新ごぼうの方が柔らかくて香りが高いです。
それぞれのごぼうの旬の時期
- 滝野川ごぼう:10月~1月
- 大浦ごぼう :11月~12月
- 堀川ごぼう :11月~12月
- 葉ごぼう :1月~4月
- 新ごぼう :4月~6月
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