日本を代表するグルメでもある天ぷら。カラっと揚がっている事でサクサクとした食感が堪りませんよね。天ぷらには多くの食材が使用されますが、大葉も欠かせない食材の一つです。
今回はそんな大葉をサクサクに揚げるコツをご紹介致します。
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大葉(シソ)の天ぷらをカラット揚げるコツは?
衣は片面につける?
大葉に衣を付ける際は片面だけに衣を付けますよね。他の食材のように食材全体に衣を塗したほうが美味しいのではとも感じてしまいますよね。
しかし大葉は片面が美味しく揚がるのです。それは大葉には多くの水分が含まれているからなのです。大葉全体に衣を塗して揚げてしまうと、大葉から出てきた水分が逃げばをうしなってしまいます。
その水分が衣に吸われてしまうと、天ぷらの命とも言えるサクサク感が失われてしまいます。大葉の水分をわざと逃がす為に衣を片面だけに塗すのです。
油の温度は?
天ぷらといえば高温で揚げるとカラっと揚げる事が美味しくなりますが、大葉は非常に薄く火の通りが早い食材となっています。
その為、油の温度は165~170度程が美味しい温度帯となっています。高温で揚げてしまうと、バリバリとなってしまい美味しさが全く無くなってしまいます。
時間は?
大葉は生でも食べる事が出来る食材です。大葉を揚げるというよりも、周りの衣を揚げる程度の時間で良いので、20秒程で揚げる事が大切となります。
両面揚げるの?ひっくり返さなくていいの?
大葉を揚げる際、ひっくり返し両面を揚げている方も多くいらっしゃいます。しかし大葉を揚げる際は衣が塗されている片面だけでよいのです。
衣が塗されていない面を揚げてしまうと、大葉に直接油が触れ、大葉が油を吸ってしまい油っぽくなってしまったりベチャベチャになってしまい美味しさが半減してしまいます。
その為、ひっくり返さず片面だけを揚げる事がおススメとなります。
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ちぎれたりクルクルと丸まらないようにするコツはあるの?
大葉は薄い事でちぎれてしまったりクルクルと丸まったりしてしまいまよね。油に入れている時に菜箸で軽く大葉を押さえながら揚げる事で、丸まらずキレイな形で揚げる事が出来ます。
シソの天ぷらは衣も重要!
天ぷらはやはりサクサク感が魅力ですよね。油の温度や時間も大切ですが、衣も重要な要素となっています。まず衣は冷蔵庫でしっかりと冷やす事です。
衣と油の温度帯に差がある程、サクサクの天ぷらにする事が出来ます。また水ではなく炭酸水を使用するとサクサク感が増します。
炭酸を衣に含ませる事で加熱によって炭酸ガスが発生し、このガスが衣の水分を素早く蒸発させる効果となるのです。水分の蒸発が素早い程、サクサク感を維持する事にも繋がるのです。
あとがき
大葉の天ぷらは風味も良く、さっぱりとした味わいが大きな魅力とも言えますよね。
ベチャベチャになった天ぷらよりもサクサクとした食感が天ぷらの醍醐味ともなっており、サクサクに揚がる方法で作りたいですよね。
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