夏休みは子供たちが待ちに待った大型休みですよね。そんな夏休みの定番ともなっているのがラジオ体操。
休みだからゆっくり寝て居ようなんて子供多いですが、お母さんに起こされラジオ体操に向かう姿も風物詩となっています。
そんなラジオ体操が何故行われているのかご存知でしょうか。ラジオ体操の目的や歴史についてご紹介致します。
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夏休みのラジオ体操の歴史はどこが発祥なの?
ラジオ体操は夏休みだけでなく、毎朝欠かさず行っている方も多いですよね。しかしどのようにして誕生したのか分からない方が多いと思われます。
アメリカにおいては1925年に生命保険会社にて健康体操というラジオ体操が行われており、日本のラジオ体操にも繋がっています。
そしてラジオ体操は旧チェコスロバキアで行われていた「ソコール運動」がヒントとなり誕生したのです。
ソコール運動は全国民が一斉に行う運動となっており、当時の簡易保険局長の田邊氏の考えにより国民の健康の増進等を目的とし簡易保険局がラジオ体操を行ったのがキッカケとなっています。
そして1928年に簡易保険局を中心に日本放送協会、文部省等によって旧ラジオ体操第一が正式に制定されたのです。
しかしこの時ラジオ体操は一般的に普及していませんでした。
1930年に神田万世橋署の巡査をしていた覆面氏が子供の早起きの大会を実施し、ラジオ体操の会を開催した事で全国的に広まっていったのです。
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そもそも何で夏休みにラジオ体操をする事になったの?
ラジオ体操自体は毎朝放送されているので、毎日行う事も出来ますよね。でも夏休みにラジオ体操が行われていますが、何故夏休みなのか疑問を感じた方も多いと思われます。
その理由は簡単、規則正しい生活を行う為です。
夏休み以外は学校がある事で、イヤイヤでも早く起きなければなりませんよね。
しかし、夏休みは学校に行かなくてもよくなる事で、遅くまで起きていたり、遅くまで寝ている子供が増えてしまいますよね。
これでは規則正しい生活と言えませんよね。
夏休みであっても規則正しいリズムで生活を行えるようにラジオ体操が行われるようになったのです。
また夏休みは外で遊ばない子供も増えてしまい、運動不足の原因ともなってしまいます。そんな運動不足解消にも、全身運動であるラジオ体操がぴったりなのです。
今は夏休みにラジオ体操をすることも少なくなっている
夏休みの朝の風物詩でもあるラジオ体操は子供の頃、誰しもが経験している事ですよね。しかしそんなラジオ体操が行われなくなってきている事をご存知でしょうか。
夏休みであってもラジオ体操が開催されていないエリアも多くなってきているのです。その理由は多々あるのです。
▶ 夏休みのラジオ体操はうるさい!騒音なのかそれとも風物詩か?
あとがき
夏休みになるとラジオ体操が当たり前となっていますが、100年程の長い歴史を持った日本の朝に欠かせない運動となっているのです。
夏休みであっても規則正しい生活が行えるように子供たちの為に始められた体操なのですが、今ラジオ体操自体が無くなってしまう傾向があるのです。
▶ 夏休みのラジオ体操の時間は?カードやスタンプは用意する?
▶ 夏休みのラジオ体操はなくなった?廃止された理由は?
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