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ぐんま名月というりんごの品種の特徴について

赤ちゃんとりんごの画像

ぐんま名月という名前のりんごがあります。あまり聞いたことがないかもしれません。私もスーパーで見かけたことがないりんごだったりします。

種類としては最近流行りの黄色いりんごのようですね。黄色いりんごといえば糖度が高くて酸味が少ないという食べやすいりんごを思い浮かべてしまいます。

今回はそんなぐんま名月について味の特徴や美味しいりんごの見分け方や歴史などを追って調べてみたいと思います。

▶ りんごの種類一覧。甘くて美味しい品種の選び方

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ぐんま名月とは

切ったりんご

「ぐんま」と名がつくように群馬県農業総合試験場で「あかぎ」と「ふじ」を交雑して育成され、1991年に品種登録されました。

「あかぎ」も「ふじ」も赤いりんごなのですが何故かその子供であるぐんま名月は黄色いりんごという不思議な現象が起こっています。

恐らく「あかぎ」の種子親であるゴールデンデリシャスの影響を強く受けた品種なのではないかという事が推測されます。

ぐんま名月は群馬県以外でも生産されています。その場合「名月」という名で売っている場合がほとんどですが、北海道の七飯町では「ななみつき」という名で商標登録をしています。

賛否両論あると思いますが、群馬県が県税をかけて開発したりんごを別名で商標登録してご当地ブランドにするというのはちょっとどうかな?と思ってしまう部分はあります。

きちんと群馬県に確認してから商標登録されたのならいいですが、そういう配慮が少し気になるところですね。

味の特徴

黄色いりんごの特徴である、糖度が高く酸味が少ない今流行のりんご

「甘くて酸っぱくないりんごが食べたい」

そういう消費者がとても多く、最近は黄色いりんごが市場でも目立ち始めました。私も糖度が高いりんごは大好きですが、新しい品種のほとんどがこういう傾向を意識して作られていることに関してはあまり感心しません。

同じタイプの特徴をもつりんごばかり品種改良しても潰し合ってしまうだけだと私は考えます。私がリンゴ農家で品種改良をするとしたら、絶対に今のトレンドではないりんごを開発したくなります。

堅さは少しかたい程度で食感も文句なしで多汁。香りも良い方と良い部分しか見当たらないですね。私は色々文句を言っていますが、黄色いりんごはどれも同じように文句が付けられない味の品質を持っているのは間違いないでしょう。

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美味しいぐんま名月の見分け方

調べる女性

黄色いりんごを美味しく熟しているのを見分けるにはまず色をチェックします。熟していないりんごは少し青みが罹っていることが多いのでそういうのは避けましょう。

たまに赤くなっているぐんま名月もありますが品質には問題ありません。色として青くないのを探すのが一番重要です。

次に重さと果皮の張りに注意しましょう。ブヨブヨしていたりなんか変だと思うりんごは避けましょう。大きさに対して重く感じるりんごを選ぶのが果汁たっぷりのりんごを見分けるコツです。

収穫時期と保存期間

収穫時期は10月下旬から11月中旬あたりとなっていますので、市場に出まわるのもそれぐらいになります。保存期間としては完熟したぐんま名月は常温で2週間程度しかもちません。冷蔵庫に入れても1ヶ月保つかな?程度なので早めに食べることをオススメします。

せっかく美味しいりんごを買ってきても食べる時期をのがしてしまうと中身がスカスカした美味しくないりんごになってしまうので、気をつけましょう。

ぐんま名月を一番多く生産しているのはどこの県?

  1. 群馬県:37.6ヘクタール(43%)
  2. 青森県:36.2ヘクタール(42%)
  3. 北海道:4.5ヘクタール(5%)
  4. 栃木県:2.9ヘクタール(3%)
  5. 秋田県:2.7ヘクタール(3%)

ぐんまとつくだけあって群馬県が一番多く生産しています。しかしさすがはりんご大国青森県。ほとんど群馬と変わらないぐらい生産していることには驚きですね。

逆を返せばりんごにはうるさい青森県も認める品種ということかもしれません。

まとめ

ぐんま名月は黄色いりんごの特徴通りの糖度が高くて酸味が少ない今人気の味の特徴をもったりんごです。

ふじに比べたらまだ全然生産量が少ない黄色いりんごですが、いつかはふじに負けないぐらいりんごのシェア率を伸ばす可能性もあるかもしれませんね。

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