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北斗というりんごの品種の特徴について

水に浮かぶ林檎の画像
幻のりんごって知っていますか?

消費者が食べた瞬間「普段食べているりんごとは全然違う」と手放しに褒めるりんごの事です。その名も北斗。

北斗という品種のりんごはかなり美味しいと評判があります。しかしりんごの品種の作地面積第7位と意外と低い方に位置しています。

何故美味しいと評判のりんごなのに、市場にあまり出まわらないりんごなのか?気になりました。今回は北斗の特徴と、幻と言われる理由について記事にしていきます。

▶ りんごの種類一覧。甘くて美味しい品種の選び方

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北斗とは

ふじと印度の交配種で1983年に品種登録をされたりんごの事です。元々はふじと陸奥の交配種と思われていたのですが、最近の研究によると陸奥ではなく印度だったことがわかりました。

北斗の味の特徴

切ったりんご
ふじに比べて果実が大きいのが特徴です。平均300-400gぐらいあって、大きいものでは500gを超えるものもあるようです。

味に関しては糖度が高いのが特徴です、ふじの糖度が15度程度なのに対し北斗は17度を超えるほど甘かったりします。その圧倒的な糖度にアクセントとして程よい酸味が甘味を更に引き立てる。味の観点から言えばりんごの品種の中でも最高品種の味をもつという人も少なくありません。

そして緻密な果肉も人気の所以です。ふじやつがるなどは果肉がやや粗く堅めなのが食感の特徴なのですが、それに比べて果肉が柔らかくそして繊細な北斗は食感良し!味よし!というとても高品種な種類のりんごだったりします。

幻のりんごと呼ばれる理由は?

「美味しくて消費者からも人気の高いりんごが何故見かけないの?」

私も1度しか食べたことがない北斗。普通のスーパーに出回ることは少なく、ネット通販で興味本位で購入した以来食べたことがありません。

何故美味しくて人気があるのに生産量が少ないのでしょうか?それは生産コストがかかりすぎるというのが原因でしょう。

「美味しいものを消費者に提供したい」

という信念で生産しているりんご農家の方も多数いると思いますが、北斗は採算が取れないほど生産性が悪いりんごだったりします。

樹になった半分以上の果実が不良品で捨てなければならない。

これはさすがにりんごを栽培することで生計を立てている人にとっては絶望的な状況だと思います。ツル割れ、尻割れ、芯カビ、着色不良、青実というのが原因で半分以上捨てる。

他の品種ならそういう事も少ないので、他の品種を重点に栽培して農地に数本程度北斗を育てているという生産者たちがほとんどのようです。

どんなにキレイ事を並べても、やはりりんごで生計を立てる以上最低限の収入を見込める品種を選択するのは仕方がないのかもしれません。

もし市場で北斗を見かけたら率先して食べてみましょう。生産者からは敬遠されがちな品種ですが、消費者にとってはとても美味しいりんごであることには変わりはないのですから。

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北斗を多く生産している県は?

ランキング

  1. 青森県:513ヘクタール(83%)
  2. 岩手県:64.7ヘクタール(11%)
  3. 北海道:13.9ヘクタール(2%)
  4. 山形県:6.7ヘクタール(1%)
  5. 福島県:5.1ヘクタール(1%)

圧倒的青森県が多いですね。リンゴ農家がメインの品種の片手間に作る事がおおい種類のりんごと言われているわけでやはりリンゴ農家が多い青森県が多いのでしょう。

まとめ

  • 北斗は糖度が高く程よい酸味と繊細な果肉と高品質なりんごである
  • しかしりんご農家にとっては採算が取れないりんごという評価
  • 生産が多い県は青森県

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