ピーマンの種やわたには栄養が豊富で食べられる?それとも毒?

ピーマン

炒め物や肉詰めとして使用頻度の高いピーマン。調理前には中のわたや種を処理している方が多いと思われます。

しかしピーマンのわたや種も栄養が豊富となっている事をご存知でしょうか。ピーマンの綿や種に含まれている栄養や毒素が含まれているのかについてご紹介致します。

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ピーマンの種やわたに含まれている栄養や期待できる効能は?

ポイント女性

ピーマンのわたや種はほとんどの方が捨てていらっしゃいますよね。しかしあらゆる栄養成分が含まれているのです。

まず種にはピラジンという成分が含まれています。ピーマンというと苦味が大きな特徴ともなっていますよね。この苦味の成分こそピラジンの正体なのです。

ピラジンには血液をサラサラにする効果があります。血液がサラサラになる事で消化器官の働きや細胞の働きが活性化され、多くの病気の予防や改善、ダイエット効果等を期待する事が出来るのです。

そしてピラジンには驚くべき効果も期待出来るのです。それは薄毛改善です。ピラジンは育毛効果に効果的と言われており、薄毛の悩みを抱える方に摂取して頂きたい成分なのです。

またカリウムが含まれています。カリウムには塩分を排出する効果があります。体内中の塩分の濃度が高いと高血圧や脳梗塞といった症状だけでなく、多くの女性が悩みとされている浮腫みの原因となっています。

カリウムには利尿作用を促進させる効果や尿や汗にて塩分を排出させる効果があり、これらの症状や浮腫みの予防に効果的となっています。

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ピーマンの種には毒が含まれているって言うけれど本当?

考える女性

これまで捨てられていたピーマンのわたや種ですが、あらゆる栄養が含まれているのです。しかし「ピーマンの種には毒が含まれている」なんて話も聞こえてきますよね。

ピーマンには実はアルカロイドという天然の毒素が含まれています。これはピーマンだけに限らず、ナス科の食材に含まれている成分で「苦味」や「渋み」の原因ともなっています。

その為、「種やわたを食べない方がよいのでは?」と思ってしまいますよね。でも含まれているアルカロイドの量は健康被害に繋がらない量となっています。

アルカロイドだけを抽出して摂取しなければ全く問題がないので、安心して食べる事が出来ます。

結局食べても平気?おすすめの調理法は?

ピーマン

微量ながら毒素が含まれているピーマンの種やわたですが、食べてもほとんど問題が無いのです。そんなピーマンの種やわたの食べ方をご紹介致します。

まずピーマンと言えば肉詰めが定番料理ですよね。ピーマンの種やわたを細かく刻み、ミンチ肉と合わせると、いつもの肉詰めと全く同じ肉詰めを作る事が出来ます。

これなら種やわたに含まれている栄養を全て摂取する事が出来ますよね。また毒素が気になって食べられないなんて方はスープのダシとして活用されると良いですね。

種やわたもお湯でグツグツと煮込むと栄養やピーマンの旨味が溶け出し、ピーマン風味のダシとしてスープやカレー等に活用する事が出来ますね。

あとがき

ピーマンの種やわたは栄養がたっぷりと含まれており是非食べて頂きたい部分なのです。毒素が含まれていますが、健康被害に繋がらない程度の量となっており、安心して摂取する事が出来ます。

種やわたを活用したレシピも沢山あるので、参考にされてみては如何でしょうか。

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