家庭菜園を趣味とされている方はたくさんの野菜を栽培していらっしゃいますよね。収穫時期が10月頃のピーマンもあらゆる料理で食べられるとあり、人気の野菜となっています。
そんなピーマンを栽培している方の多くが「ピーマンの花が咲かない」と感じる方がいらっしゃいます。多くの野菜はしっかりと花が咲くのに、ピーマンだけ花が咲かない事があるのでしょうか。
そんなピーマンの花についてご紹介致します。
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ピーマンの花が咲かない原因と対処法は?
まずピーマンだけでなく、野菜や果物は花が咲いた後で果実が結実します。つまり、花が咲かない事にはピーマン自体も収獲する事が出来ないのです。
ピーマンを栽培している方の中にはいくら待ってもピーマンが結実しないなんて方もいらっしゃいます。それは根本的に花が咲か無い事が原因となります。
まずは植える時期です。ピーマンは高温に強い野菜となっていますが、低温に弱い野菜となっています。その為、気温が生育に必要な温度帯でないと花が咲きません。
20~30℃位が生育環境として最適となっており、早植は花が咲かない原因となります。
また多湿、多乾燥も花が咲かない原因となります。根自体は浅い所に張りますが、耕土は深く行う事が重要となります。さらに通気性に優れ、水はけのよい土壌も大きな要因となります。
ジメジメとした土壌は根が酸欠を起こしてしまい、花が咲かない原因の一つとなります。
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ピーマンの花がすぐ枯れ落ちてしまう原因と対処法は?
折角、花を咲かす事が出来ても「すぐ枯れてしまう」なんて悩みを抱えている方もいらっしゃいますよね。花がすぐに枯れ落ちてしまうのにも、多くの原因があります。
肥料
まずは肥料を絶やさず与える事です。ピーマンは栄養分がなくなってしまうとすぐに枯れ落ちてしまいます。
与え過ぎも栄養過多となってしまいますが、肥料切れも花が枯れ落ちる原因となるので、忘れず与える事が大切です。
水不足
次に水不足です。
ピーマンは比較的高温が育成に適切となっています。しかし温度が高いと水の蒸発率も高くなってしまい、土壌が乾燥しやすくなってしまいます。
土壌の乾燥は花の枯れ落ちの原因ともなってしまいます。乾燥させない様にこまめに水やりを行う事が大切です。水やりの際は広範囲に水やりを行う事が重要となります。
ピーマンは根を広く張る性質があるので、満遍なく水分が吸収出来るように広範囲に水やりを行う事が重要なのです。
日光
次に十分な日光です。
ピーマンは日光を十分に当てないと花が枯れ落ちてしまいます。
日当たりの良い場所は勿論、番花より下のわき芽を摘み取り、株の中まで日光が当たるようにする必要があるので、摘み取りも大切な作業となります。
あとがき
ピーマンの花が咲かなかったり、咲いても枯れ落ちてしまう原因は数多くあります。
これまで花を咲かせる事が出来なかったり、咲いてもすぐに枯れ落ちてしまっている方は是非、参考にしてみてください。
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