「中国野菜」と聞くとどんな野菜をイメージされますか?
日本では多くの中国野菜が食されていますが、比較的安価で馴染み深い野菜ともなっているのが「チンゲン菜」ですよね。
シャキシャキとした食感と鮮やかな緑色が魅力で、どんな調理法でも美味しく味わう事ができますよね。
さて、チンゲン菜を調理する時、あく抜きを行われていますか?あく抜きを行わず、ダイレクトに調理されている方が多いと思われます。
今回は【チンゲン菜はあく抜きが必要なのか?】【チンゲン菜の茹で方とは?】という事についてご紹介致します。
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チンゲン菜はあくが出るの?
「チンゲン菜のあく抜き」自体を考えた事がある方は少ないと思われます。そもそもチンゲン菜にあく抜きは必要なの?と思ってしまいますよね
【チンゲン菜はあく抜きは必要ありません】。寧ろ、中国野菜の多くがあく抜きを必要としないのです。
チンゲン菜の他にザーサイや空心菜など多くの中国野菜が日本でも流通されていますが、あくが出ないのであく抜きは必要ありません。
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炒めものを作るときはあく抜きの必要はないが、油通しすると美味しくなる?
チンゲン菜は炒め物にすると絶品ですよね。シャキシャキとした食感が最も楽しめる調理法となっています。
チンゲン菜を炒める時、適当な大きさに切って炒めている方が多いと思われますが、炒める前に油通しを行うとより美味しくなるのです。
油通しは中華料理においては欠かせない工程となっており、「色を鮮やかにする」「食感を活かす」「旨味を閉じ込める」といった意味があります。
油通しすると「油っこくなる」と思ってしまいますが、食材に油が染み込む前に食材を油から揚げるので、全くしつこさが無いのです。
チンゲン菜の茹で方は?
切ってから茹でる?まるごと茹でる?
チンゲン菜は切ってから茹でるのか、丸ごと茹でるのか悩んでしまいますよね。丸ごと使いたい時は切らないで茹でると良いです。
丸ごと茹でる場合には、根の部分だけをお湯に入れ1分程茹ででから全体をお湯に入れて30秒程茹でると均一の茹で上がりとなります。
また、切った状態で使う場合には根の部分を先に入れ、1分程茹でてから葉の部分を入れ30秒程茹でると良いですね。
どちらの茹で方でもよいですが、切ってから茹でる方が簡単かも知れませんね。
塩とか油を少々入れると美味しくなるって本当?
チンゲン菜を茹でる時、塩や油を少々入れると美味しくるという事をご存知ですか。塩や油を入れるとお湯の温度が下がらないので、チンゲン菜がシャキッと茹でる事ができます。
また、チンゲン菜の鮮やかな色をより濃厚にする事ができます。
茹でるときの注意点は色止め?
チンゲン菜を茹でる時に注意したいのが、色止めとなります。より美しい色で茹で上げしたいですよね。
茹でた後に冷水や氷水に晒す事が大切です。チンゲン菜は火が通り易い食材となっているので、お湯から出しても予熱で加熱されてしまいます。
茹でたらすぐに冷水や氷水に浸す事で、色止めが行えます。
あとがき
チンゲン菜はあく抜き必要はありませんが、塩や油を入れて茹でると美味しく茹でる事ができます。
チンゲン菜の美しい色をしっかりと残す為にも、色止めが重要となるので、是非参考にして頂きたいと思います。
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