緑色の鮮やかさと、噛むほどに楽しめるシャキシャキ感。チンゲン菜は中国野菜でありながら、和食や洋食にもピッタリな食材ですよね。
さてチンゲン菜はスーパーでも「チンゲン菜」や「ちんげん菜」として表記されていますが、漢字でどう書くのかご存知でしょうか?
ほとんどの方が、チンゲン菜の漢字表記を知らないと思われます。
そこで、今回は【チンゲン菜は漢字でどのように書く?】【チンゲン菜の名前の由来は中国?】という事に着目してみたいと思います。
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チンゲン菜を漢字で書くと?
チンゲン菜を漢字で書く機会もありませんし、漢字で表記されている事を観た事が無い方が多いと思われます。
【チンゲン菜は漢字で青梗菜】と書きます。
チンゲン菜の名前の由来は?
和名は実はタイサイ(大菜)?
チンゲン菜は漢字で「青梗菜」と書く事を初めて知った方も多いですよね。この名前の由来は「青は緑色」、「梗は茎」、「菜は野菜」という意味を現しています。
チンゲン菜は中国野菜となっている事で【和名はタイサイ(大菜)】となっています。そうなると、どうして「チンゲンサイ」と呼ぶのか不思議に感じてしまいますよね。
「チンゲンサイ」という呼び方は中国語の発音が素となっているのです。中国では「青梗菜」を「チンゴンツァイ」と発音するのです。
この発音が訛り「チンゲンサイ」として日本で定着したのです。その為、和名であるタイサイ(大菜)を多くの方が知らないと思われます。
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チンゲン菜が日本で食べられたのって実は最近なの?
チンゲン菜って日本人にとってはとても馴染み深い中国野菜となっていますよね。しかし、日本へチンゲン菜が導入されたのは、それ程昔の話ではなく最近の事なのです。
実はチンゲン菜が日本へ導入されたのは1970年代となっているのです。
日中国交回復における架け橋の一つとして、中国から日本へ導入されたのです。
食生活において身近な食材となっていますが、比較的最近、日本へ導入された食材となっているのです。
実はチンゲン菜の他にもタイサイという名の野菜がある?
チンゲン菜の和名はタイサイ(大菜)となっています。しかし、1875年に中国山東省から輸入された体菜も「タイサイ」と呼ばれています。
体菜は茎が白くなっていますが、チンゲン菜は茎は緑色。
外観がよく似ている事から、仲間とも考えられていますが、茎の白い物は「パクチョイ」、茎の緑の物は「チンゲン菜」と区別されています。
チンゲン菜は1972年以降に日本へ導入され、1980年代になると日本でも栽培が急増し、日常生活でも一般的な食材に定着しているのです。
あとがき
チンゲン菜は漢字で「青梗菜」と表記し、中国語では「チンゴンツァイ」と発音する事で日本でも「チンゲンサイ」として定着しているのです。
そんなチンゲン菜は日本に伝えられてから、歴史の浅い食材となっているのです。チンゲン菜はどんな料理でも美味しく味わう事ができるので、積極的に食べて頂きたいと思います。
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