日本だけでなく、世界中であらゆる魚介類が食されています。中でも、エビやカニは多くの方から親しまれている食材ですよね。
さて、エビとカニってよく似ていると感じる方はいらっしゃいませんか。どうして、これら2つは似ているのでしょうか
そこで今回は【エビとカニの違いとは?】【似ている理由はカニがエビから進化したから?】についてご紹介します。
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エビとカニは実は似ている?
エビとカニは似てると感じた方はいらっしゃいませんか。同じ甲殻類ですし、どちらですし、どうして似ているのか疑問を感じた方も多いですよね。
さらにエビもカニも足の数が10本ですし、グリシンやクレアチンといった旨味成分がどちらにも多く含まれています。
このように見るとやはりエビとカニはとても似ている部分が多いですね。
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カニはエビが進化したと言われているけど本当?
カニはエビが進化した個体といわれていますが、本当の事なのでしょうか。この話は本当です。
しかし厳密に言うと【エビ→カニ】ではなく【エビ→ウチワエビ、イセエビ、ヤドカリ→カニ】という進化が行われたと言われています。
まず、泳ぎの早いエビから ウチワエビ、イセエビやヤドカリといった比較的甲殻が固い個体が誕生し、固い甲殻ながらも動きやすい胴体のカニが誕生したと言われています。
その為、カニはエビが進化した個体と言えますね。
エビとカニの違いはどこにあるの?簡単な見分け方は?
エビとカニは似ている部分が沢山ありますが、異なる点がどこなのか気になりますよね。そこで、見分けるポイントをご紹介致します。
尾の長さ
エビは長尾類ではなく、カニは短尾類に分類されます。
カニに尾?と感じてしまいますが、カニの「ふんどし」と呼ばれている三角の形の部分が尾なのです。
エビは尾が長く、カニは尾が短いのです。
生活環境
エビは水中でしか、生活する事はできませんが、カニは陸上にも上がる事ができます。
胴体
エビは頭と体が分かれていますが、カニは頭と体が繋がっていますよね。
ツノ
エビは目と目の間にツノがありますが、カニにツノはありませんよね。
ハサミのあるなしではエビとカニは見分けがつかない?
中には「カニにはハサミがあるのにエビにはハサミが無いから見分けるポイントなのでは?」と感じる方もいらっしゃいますよね。
確かにエビにはハサミはありませんが、ハサミを持つザリガニやロブスターはカニではなくエビの仲間となっています。
その為、ハサミはカニとエビの違いには当たらないのです。
お正月にはどっちも重宝される存在
カニは海老の進化系とも言える存在ですね。しかし、どちらもお正月には欠かせない食材となっています。
まずエビは「腰が曲がる程長生き」という意味があります。
そしてカニは「ハサミを振る様子が幸福を招く様子に似ている」から縁起物とされています。どちらも、新年のお正月には欠かせない食材なのですね。
あとがき
エビとカニが似ているのは、カニがエビから進化した生物だからです。似ている部分も沢山ありますが、それぞれで異なる部分も多くあります。
エビもカニも魅力が満載なので、美味しく味わいましょう。
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