エビって虫なの？それとも魚なの？どっち？

刺身やお寿司、焼きや蒸しとさまざまなアレンジで味わえるエビは世界中で食されている食材ですよね。

さて、エビと言えば「虫に似ている」なんて思った方もいらっしゃいますよね。そもそも、エビは虫なのか魚なのかという疑問を感じてしまう事もあります。

そこで今回は【エビは虫なのか？魚なのか？一体どっち？】についてご紹介します。

「エビは虫だよね」という意見の方も多くいらっしゃいます。まず、エビって足が沢山あり、まるでダンゴムシみたいですよね。

魚の仲間でこれ程の足を持っている生物は観た事が無いですよね。さらに海の岩場にはフナムシという虫を観かける事ができますよね。

このフナムシはダンゴムシの仲間でもあり、エビやカニといった甲殻類に分類されます。つまり、エビも虫の仲間という事ができるのです。

「エビは魚でしょう」という方は多くいらっしゃいます。そもそも皆さんは虫を食べるでしょうか？

国や地域によっては虫を食べる食文化がありますが、日本人の多くは虫を食べる習慣がありませんよね。

しかし、エビは日本人の多くが好む食材となっています。

つまり「当たり前のように口にしている物=虫ではない」という考えや「虫だったら食べない」という事で、エビは魚という方が多くいらっしゃいます。

また虫と言えば、ダンゴムシやムカデのように小さな個体でウヨウヨとした動きをしていますよね。

しかしエビは海で物凄い速さで泳ぐ生物です。そんな動きは虫にはできませんよね。そんな観点からエビは魚という方が多くいらっしゃいます。

私はエビは「魚」だと思います。

まず虫であれば「昆虫」として分類されますよね。しかしエビは「魚介類」に分類されています。

エビが虫であれば魚介類でなく、昆虫類として図鑑などでも記載されますよね。でもエビは昆虫図鑑に記載されていません。

そんな事から、エビは魚だと思います。

そして一番は「昆虫を食べている」という概念が無い事です。エビを食べている方の多くが「エビ=虫」とい考えを根本的に持っていないと思います。

もし、エビを虫と思ってしまえば口にするのを躊躇ってしまいますよね。そんな事も理由一つとしてエビは魚だと思っています。

エビやカニは昆虫と同じ節足動物として分類されています。しかもタコに至っては漢字で記載すると「蛸」となり、虫偏が付いていますよね。

この見解からすると、エビやカニも虫の仲間なのでしょうか。

エビは虫に似ていますが、どちらかと言えばやはり魚として分類しても良さそうですね。

寧ろ、魚として扱わないと、今後食べる事を躊躇してしまう方が増えるのではという心配も出てきそうですね。

そんな事もあるので、エビは虫ではなく魚という事にしてまとめる事にしましょう。