お肉だけでなく魚もしっかりと食べる事が美容面にも健康面にも不可欠ですよね。
さて、魚には多くの種類がおりますが「ヒラメ」と「カレイ」ってよく似ていますよね。これらの違いをしっかりと説明する事はできますか。
そこで今回は【ヒラメとカレイの違いとは?】【ヒラメとカレイの見分けるポイントは目?】についてご紹介致します。
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ヒラメとは?
ヒラメとは、カレイ目カレイ亜目ヒラメに分類される魚です。ヒラメは海底で、体の左側を海上に向けているので両目は海上に向いている特徴があります。
口が大きく、大きく鋭い歯を持っています。体調は1m程で重量は10㎏程です。
日本では19世紀頃までは、ヒラメもカレイも同じ分類の魚とされており、大きい物はヒラメ、小さい物は枯れ良いと呼ばれていました。
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カレイとは?
カレイとは、カレイ目 カレイ科に分類される魚です。
「カレイ」と一口に言われていますが、「アカガレイ」や「ババカレイ」など日本だけでも40種類のカレイが生息しています。
両目が個体の右側に寄っている特徴があります。
ヒラメとカレイの簡単な見分け方は「左ヒラメに右カレイ」!
「ヒラメ」と「カレイ」ってなかなか見分け方が解りませんよね。しかし、簡単な見分け方があります。
それが【左ヒラメ右カレイ】です。
これは【ヒラメは左側に目が寄っており、カレイは右側に目が寄っている】事となり、見分けるポイントとなります。
最初に言ったのはさかなクン?
魚好きで魚博士としても知られているタレントの「さかなクン」が「左ヒラメ右カレイ」と最初に言ったのではという話があります。
しかし、江戸時代には既にこのような言い方でヒラメとカレイが見分けられていたと言われています。さかなクンは魚の事なら何でも知っているという事で、このような話が出ていると思われます。
実は例外もある!
「右カレイ」なので、カレイは目が右側に集中しているのが見分けるポイントとなりますよね。しかし、カレイの中にも例外がある種類がいます。
それが「ヌマガレイ」です。
ヌマガレイは目が右側に寄っているのではなく、左側に寄っているのです。カレイの種類ではありますが、ヌマガレイはヒラメの仲間と思ってしまいますよね。
左ヒラメに右カレイは日本だけに通用する見分け方!海外では通用しない?
「左ヒラメ右カレイ」という言い方は日本だけで通用する見分け方で、海外では通用しないという事をご存知でしょうか。
実は、ヒラメもカレイも生まれた時はどちらも目は寄っていなく、体の両方に一つずつ付いているのです。それが成長過程で寄ってしまうという性質があります。
しかもカレイの目は住んでいる地域により異なるのです。アメリカでは約50%、アラスカ沖は約70%がこの傾向にあります。
日本では100%でそれぞれに寄っています。
ヒラメとカレイの違いは他にも結構ある!
目が違う
ヒラメは目が大きく、カレイは目が小さいのです。目の大きさだけでも、見分ける事ができます。
口の形が全然違う!
ヒラメの口はまるで「ウツボ」のような形をしています。カレイは「おちょぼ口」のような形です。
歯の形も結構違う!
ヒラメは魚をエサとしているので、歯がギザギザの獰猛さとなっています。カレイはゴカイといった物をエサとしているので、歯がそれ程発達していません。
ヒラメとカレイの味や釣り方も違ったりします
ヒラメとカレイはよく似ている魚ですが、実は味が全く違うので料理方法が異なっています。また、釣り方も違うので、それぞれを釣りたいと思っていても釣り方を変える必要があるのです。
ヒラメとカレイの味や釣り方が気になりますよね。
▶ ヒラメとカレイは釣り方が違う?それぞれの仕掛けを紹介!
▶ ヒラメとカレイは味や料理の仕方が違う!うまいのはどっち?
あとがき
「左ヒラメ右カレイ」という見分け方は江戸時代には既に確立されていたのです。しかしこの見分け方はあくまでも、日本近海で生息しているヒラメとカレイの見分け方となります。
目や口、歯が大きな見分けるポイントとなるので、是非参考にして頂きたいと思います。
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