四万十の日は4月10日です。『四万十』という文字をよく見ればあ~語呂合わせねと気づくでしょう。そういう記念日はたくさんあります。私も結構このサイトで記念日の記事を書きましたが大抵は経済効果目当てな記念日が多いです。
しかし四万十の日はそういう記念日ではなくてとても私達日本人にとって大事なことを教わったような気がする記念日でした。
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そもそも四万十って何?
これがわからなければどういう記念日なのかはわかりませんよね。四万十とは四万十川の事を差します。どこの県にあるかおわかりですか?高知県に流れている川です。
四万十川は日本で最後の清流
清流って何?って思う方もいると思います。この定義って結構微妙に曖昧なのですが、従来の表現だと綺麗な川のことを清流としていて、日本三大清流の一つにこの四万十川も選ばれていました。
しかし昨今定義が少し変わり、川の本流にダムがないことや環境破壊されていない川などを条件に日本で清流と呼べる川は四万十川のみと言われるようになったそうです。
最後の清流という四万十川の水質はさぞかし・・・?
って思うかもしれませんが、実は水質調査は日本中の川で行っており四万十川はそんなに上位ではありません。水質がとても綺麗な川ではないようですね。そういうこともあってこの四万十の日につながっていくわけですが。
四万十の日は自然保護を憂慮して作られた記念日
あまり綺麗ではない四万十川の自然を呼び戻そう。せっかく清流なのだからもっと綺麗な川にしようと言う意味合いを含め、世界中の自然保護を願う意味で4月10日に四万十の日にしたそうです。そういう意味がある記念日だと色々な活動もあるみたいですね。詳しくは下記のページに詳しい内容が載っています。
環境学習の支援
大人が四万十川の自然保護に尽力を尽くしても子どもたちにもその「ココロ」を伝えないといつかは忘れ去られてしまいます。そういった事がないように子どもたちに自然の素晴らしさや自然環境の大事さを伝える事を行っているようです。私はそういった環境学習は田んぼの植え方を習ったぐらいだったので羨ましいなと思ってしまいます。
森林保全活動
美しい川のそばには素敵な森林がある。森林は川の浄化活動に一役買っています。一時期四万十川付近の森林伐採計画もあったそうですが無事に守られたそうです。
四万十の日に船上結婚式を行う
この日に四万十川で船上結婚式を行うことでいつまでも思い出に残る結婚式をしようということで毎年行われています。2015年は3組の結婚式が行われたそうです。普通の結構式とは少し違う為に、思い出に残ることは間違いないですね。
四万十の日のまとめ
・四万十川のは日本で最後の清流と言われている川
・しかし水質はあまりよろしくないために自然環境を憂慮して記念日が作られた
・毎年四万十の日には船上結婚式が行われる
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