魚って、スーパーで安くて大量に買ってきても、すぐに食べられずにダメになってしまった…ということが多々あります。
鰆も保存がきかないので、扱いにくい食材な感じがしますよね。
しかし、正しい保存方法を知ると、意外と日持ちする食材なのです。ここでは、鰆の保存期間や日持ちさせるコツなどをご紹介したいと思います。
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鰆の保存期間はどれくらい?
常温だと?
まず鰆は、常温保存はNGです。冬の寒い時期でも必ず冷蔵庫か冷凍庫に入れてくださいね。
冷蔵だと?
冷蔵保存する際の賞味期限は、パックなどに表示されている期限を守るようにしてください。
また、買ってきたパックのまま冷蔵庫に入れるのではなく、ひと手間加えることで、鮮度が保たれて美味しく食べることができます。
鰆は水分が多い魚です。スーパーで売っている時点で、水分が出ていることも多いです。まず、買ってきた鰆はパックから取り出して、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。
少し塩をふり水分を出してから、キッチンペーパーで拭き取るとさらに良いでしょう。
次にきれいなキッチンペーパーで鰆を包み、ラップを巻きます。さらにジップ付保存用袋に入れてから冷蔵庫に入れましょう。
しっかり密封して空気による腐敗を防いでください。他の食材に鰆の臭いが移ってしまう心配もなくなりますね。
冷蔵庫に入れる時には、チルド室に入れるようにしてください。冷凍室は約5℃ですが、チルド室は1~2℃に保たれています。
冷凍だと?
鰆は冷凍保存することもできます。食べきれない時には、鮮度があるうちに冷凍庫に入れてしまいましょう。
冷凍保存する時にも、冷蔵庫保存同様に、水分を拭き取る→ペーパーで包む→ラップで巻く→ジップ付保存用袋に入れる、で保存します。
冷凍庫保存すると、2週間は美味しく食べることができます。
冷凍保存した鰆は、解凍する時に注意が必要です。冷蔵庫解凍するようにしてください。常温解凍やレンジ解凍はおすすめできません。
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鰆を日持ちさせるコツはどうすればいい?
鰆を日持ちさせるためにおすすめの方法があります。それは「味噌漬け」です。鰆と言えば西京漬けが有名ですよね。
京都の西京味噌があればもちろん良いですが、それ以外の味噌でも問題ありません。
味噌漬けにすることで、買ってきてから3~4日は鮮度が保たれるので、焦らず食べることができます。
作り方はとても簡単です。ジップ付保存用袋に味噌を入れます。味噌がとろりとなる程度までみりんを入れてかき混ぜます。
そこに鰆を入れて、全ての面に味噌がコーティングされるようにします。これだけで仕込みはOKです。
あとは、フライパンやグリルで焼くだけなので、調理する時もとても簡単です。
味噌にゆずを入れてゆず味噌にしたり、豆板醤を入れてピリ辛味噌にするなど、色々な味噌味を楽しむのもおすすめです。
鰆以外の魚でも作ることができるので、ぜひ試してみてくださいね。
鰆の作り置きレシピは?
せっかくたくさんの鰆を買ってきたのに、使い切れない!という時には、作り置きレシピが便利です。
魚は作り置きに向いていないと思われがちですが、色々な作り置きを楽しむことができますよ。
鰆のおすすめ作り置きレシピは「南蛮漬け」と「マリネ」です。アジの南蛮漬け、サーモンのマリネは定番ですよね。これを鰆で応用するのです。
南蛮液、マリネ液に漬けることで日持ちがするメリットと、臭みがなくなるメリットがあります。おもてなし料理にも良いですね。
あとがき
魚は鮮度が大切です。
せっかくキレイな鰆を買ってきたのに、調理する時は鮮度が落ちてしまっていた…ということにならないように、正しい保存方法を覚えておきたいですね。
鰆は味噌漬けにしたり、冷凍保存ができる等、使いやすい食材です。色々な料理に活用していきましょう。
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