野菜の中にも特に体に良いと言われているあしたば。昔から不老長寿の薬草として親しまれてきました。
あしたばに含まれるポリフェノールには、健康効果、美容効果がたくさん詰まっているのです。
そんなあしたばには、たくさんの別名が存在します。ちょっとユニークな卑猥な名前もあるんです。ご紹介していきましょう!
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あしたばという名前の由来は?
明日には新しい葉ば出る⁉
あしたばを漢字で書くと「明日葉」となります。
これは、「今日葉っぱを摘んでも、明日には新しい葉が出る」と言われていたことが由来となっています。
実際にあしたばの葉っぱを摘んで、翌日には葉っぱや芽が出ているわけではありません。普通に考えてそんな植物はないですよね。
でも、あしたばはそれほど生命力や繁殖力が強い植物なのです。あしたばの葉っぱは複葉という種類に分類されるのですが、1枚の葉が複数に分かれています。
1本の茎には9枚もの葉っぱがついているのです。さらにその成長スピードが速いので、昔の人は本当に摘んだ翌日には葉っぱが生えていたように思ったのかもしれませんね。
天使のような力がある⁉
あしたばの学名は「Angelica keiskei」です。Angelicaはラテン語の「angelus=天使」が語源となっています。
あしたばは非常に強い生命力があることから、その力は死者を蘇らせるほどの力とされたのです。だから「死者を蘇らせる=天使」と名付けられたと言われています。
あしたばは本当に生命力が強い植物として知られていたのですね。天使のような力があるという由来は素敵ですね。雑学の一つとして覚えておきたいですね。
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あしたばには別名がたくさんあるって本当?
八丈草
あしたばにはたくさんの別名がありあります。
有名なものに「八丈草(はちじょうそう)」があります。由来はその名の通り、八丈島に生えている草という意味です。
あしたばは、もともとに日本で生まれた日本原産の野菜です。房総半島から紀伊半島と伊豆諸島に多く自生しています.
そして東京都八丈島の特産物として非常に有名です。
八丈島では、あしたばの天ぷら、そば、すき焼き等たくさんのご当地料理があるのですが、あしたばチョコレートやあしたばチーズケーキなどのスイーツも人気です。お土産に喜ばれそうですね。
明日草
あしたばには、「明日草(あしたぐさ)」という別名もあります。あしたばは「摘んでも翌日には新しい葉が生えてくる」が由来です。
「明日草」は「摘んでも翌日には新しい草が生えてくる」という意味からきたと思われます。
明日穂
「明日穂(あしたぼ)」という別名あります。あしたばは1本の茎にたくさんの葉をつける複葉という種類の植物です。
1本の茎にたくさんの葉っぱがついている様子が「穂」のように見えることからつけられた別名と言われています。
実は地方では結構卑猥な名前がつけられているって本当?
生命力が強く、栄養価も高いあしたばは、江戸時代には不老長寿の薬草とされてきました。さらに秦の始皇帝の家来が「不老長寿の妙草」を求めて日本までやってきたという話もあります。
そんなあしたばは、男性を元気にしてくれる草としても知られているんです。そのそしてつけられた別名が「チンタチソウ」。
伊豆大島では有名なあしたばの別名です。伊豆大島に自生する精力剤として親しまれてきました。一度聞いたら忘れられないような面白い名前ですね。
明日葉の別名まとめ
あしたばは、大昔から不老長寿の象徴のような植物として有名でした。日本原産の植物なのですが、遠く離れた秦の始皇帝までその効果を知っていたと言われています。
本当に摘んだ翌日に新しい葉っぱが生えてくることはありませんが、それほど繁殖力が強いということなのですね。「チンタチソウ」というユニークな名前もあるのが面白いですね。
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