みなさん、玉ねぎの皮をどうしていますか?そのまま捨てるという方がほとんどだと思います。
でもただ捨てている玉ねぎの皮には、実はたくさんの栄養が詰まっているのです。
今回はあまり知られていない玉ねぎの皮の栄養について、さらに気になる農薬についてもご説明していきたいと思います。
切っても涙が出ない玉ねぎの品種がある?スマイルボールの魅力とは?Sponsored Link
玉ねぎの皮に含まれている栄養や期待できる効能は?
玉ねぎと言えば、血液がサラサラになって体に良い野菜という認識をお持ちの方は多いと思います。
確かに玉ねぎには健康効果がたっぷり詰まっているのですが、いつも食べている白い部分以上に、茶色い皮の部分に玉ねぎの栄養は凝縮されているのです。
まず注目したい成分は「ケルセチン」というポリフェノールの一種です。玉ねぎの苦味成分でもあります。
「ケルセチン」には優れた抗酸化作用があるため、生活習慣病の予防や、がん予防まで期待できるのです。
そしてこの成分は、玉ねぎの白い部分より茶色い皮の部分のほうに30倍近くも入っています。
さらに、ビタミン、ミネラル、カルシウム、食物繊維なども豊富に含まれていることから、血圧、血糖値、コレステロール値を正常に保つ効果があるのです。
さらに老化防止、デトックス効果、美肌効果まであります。
これだけたくさんの効能がある玉ねぎの皮を捨ててしまうのは、とても勿体ないですね。
玉ねぎの皮は農薬が心配・・・大丈夫なの?
玉ねぎの皮は栄養満点と聞いても、気になるのが農薬です。普段は捨てている部分なので気になりませんが、食べるとなると抵抗があります。
玉ねぎの皮は、やはりそのまま食べるのは良くありません。玉ねぎの皮を料理に使う時には、無農薬の玉ねぎだけを選ぶようにしましょう。
玉ねぎは皮ごとって食べられるの?
玉ねぎを皮ごと焼いたり煮たりするレシピがあります。バーベキューなどで玉ねぎを皮ごと丸焼きにすると甘みが凝縮されてとても美味しく出来上がります。
しかし、これらの料理を食べる時には皮を取り除きます。皮は固くて口に残ってしまうからです。
皮をむかずに調理する理由は、皮を食べるからではなく、白い部分を柔らかく美味しくするためなのです。
時間をかけて煮たり焼いたりしても、やはり玉ねぎの皮を食べることはできないでしょう。
Sponsored Link
玉ねぎの皮は捨てるの勿体無い!どうやって食べる?
スープにして食べる
玉ねぎの皮はそのまま食べることはできません。でも栄養たっぷりの皮を生ごみとして捨ててしまうのは勿体無いですよね。
そこでおすすめしたいのが玉ねぎの皮のエキスを食べる方法です。
玉ねぎ入りのスープを作る時には、皮をむかずにそのままスープに入れましょう。そうすれば、玉ねぎの皮から出た栄養と美味しさの詰まったエキスを摂ることができます。
また、玉ねぎの皮だけを煮出して作る、玉ねぎの皮茶、玉ねぎの皮のダシもおすすめです。皮の固い食感を気にせずに栄養を摂取することができます。
ふりかけにして食べる
玉ねぎの皮を食べるために乾燥させるという方もいます。
玉ねぎの皮をカラカラに乾燥させたら、ミルで粉状にします。これをふりかけとして使うのです。鰹節や胡麻などを入れて味付けをして自家製ふりかけを作りましょう。
もっと簡単に作りたい方は、市販のふりかけに玉ねぎの皮の粉を加えるだけでもOKです。味を調えることなく、簡単に栄養たっぷりの玉ねぎの皮ふりかけが完成します。
ふりかけにする場合にもスープにする場合にも、無農薬の玉ねぎを使うようにしてくださいね。
まとめ
玉ねぎの皮は捨てるものだと思っている方はほとんどだと思います。
実際に玉ねぎの皮は固くて苦くて美味しくありません。さらに農薬も気になるので、無理に食べる必要はないと思うかもしれません。
でも、玉ねぎの皮には、体に良いとされている玉ねぎの白い部分の何倍もの栄養成分が詰まっているのです。
生活習慣病やがんを予防してくれる効果が期待できます。そんなたっぷりの栄養を得るために、玉ねぎの皮を取り入れる料理を作ってみましょう。
料理に使う時には無農薬の玉ねぎを使うことだけ守ってくださいね。
眼鏡やコンタクトをしていると玉ねぎを切っても涙が出ない? 使いかけで半分に切った玉ねぎの保存方法と期間はどれくらい?Sponsored Link
コメントを残す