ビジネスレターや手紙を書く時に冒頭に時候の挨拶を使うことは度々あると思います。しかし使い方を間違えると季節外れの時候の挨拶をしてしまったりします。
そういう恥ずかしい思いをしないためにも、時候の挨拶はどういう意味なのか?どういった時期に使えば良いのか覚えておくと便利です。
今回は春分の候という時候の挨拶をいつ使うべきなのか?どう言った意味合いがあるのか、あまり間違える人は少ないとは思いますが一応読み方も紹介したいと思います。
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春分の候を理解しよう
読み方はこう読む!
春分は読めますよね?「しゅんぶん」と読みます。コレ自体は春分の日という祝日があるので間違える人はいないと思います。・・・私以外は。
私はどうも頭のネジが緩んでいるのでしょう「春分」と「秋分」の読み方を反対に読んでしまう事があります。こんな人は私ぐらいなものなのでしょうか?
『候』に関しては「こう」と読みます。「そうろう」と読みたい気持ちを抑えて「コウ」と読みましょう。(そうろうの方が格好いいと思うんだけれどね)
以上のことから春分の候は『しゅんぶんのこう』と読みます。
春分の候の意味は?
春分とは二十四節気の4番目にあたります。立春・雨水・啓蟄の次に来る区分です。春分の日といえば昼の長さと夜の長さが同じという日と認識されていると思います。
実は昼夜同じ長さではなく、実際は昼のほうが長いのです。それに関しては春分の日の記事を読んでもらうとわかります。
春分の候は『桜が咲き始めて寒さも弱まり春の暖かい陽気を感じることが出来る季節という意味です
春分の候の時期はいつからいつまで使うのがベスト?
春分の候は二十四節気の「春分」(3/20)から清明の前日(4/3)まで使うのが適している言葉です。
二十四節気は毎年1日前後変動することもあるので注意しましょう。2017年の春分は3月20日で清明は4月4日となっています。
春分の候を使った簡単な文例はこう!
手紙の書き出しの基本は「頭語+時候の挨拶+安否を気遣う言葉」です。
拝啓 春分の候、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
拝呈 春分の候、日頃は大変お世話になっております。
などが無難な使い方ではないでしょうか?
春分の候の意味や読み方、使うべき時期まとめ
- 春分の候は『しゅんぶんのこう」と読みます
- さくらが咲き始めて寒さも薄まり暖かい陽気を感じることが出来る季節という意味です
- 使う時期は「春分」(3/20)から清明の前日(4/3)までです
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