突然大雨が降ることを集中豪雨と言ったりゲリラ豪雨と言ったり夕立と言ったりします。しかしこの3つの雨の区別はどうつければいいか分かりますか?
今回は『ゲリラ豪雨』『集中豪雨』『夕立』の違いについて記事にしていきたいと思います。
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夕立
主に夏の間に起こる積乱雲の発達により起こる突然の雷雨のことを指します。
しかし夕立の多くは散発的で急に降ってすぐに止むためにわか雨の一種ですね。夏に降るにわか雨のことを夕立と呼ぶという認識でいいと思います。
にわか雨の場合積乱雲は単独で活動して数十分程度で消えてしまう為に大きな被害になることはほとんどありません。
ゲリラ豪雨
巨大な積乱雲によって起こる局地的な豪雨のことを言います。
ゲリラという名前がついた理由は予想がつかないからと思われますがそれ以外にも局地的という意味も込められています。局地的で予想がつかない雨という意味で使われます。
このゲリラ豪雨、最近作られた言葉のように見えますが実は1970年頃から使われている言葉だったりします。世間に浸透したのはココ十年ぐらいですけれどね。
集中豪雨
集中豪雨とは広い範囲ではなく局地的で短時間に降る強い雨のことを指します。
主に積乱雲が連続して通過することによって起こるとされていて、数時間にわたって雨がふり多いところでは100ミリを越える雨が振ります。
普通ならば積乱雲は単独で活動をするのですが、連続的に積乱雲が通過することによって長く集中的な雨が降ってしまうために災害などに発展するおそれがある雨のことを指します。
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夕立・ゲリラ豪雨・集中豪雨を簡単に分別するとこうなる!
上記の3つの説明だと違いがよくわかりませんでした。ではどういう風に違うのか説明してみたいと思います。
夕立の強化版がゲリラ豪雨と思ってもらっていいです。どちらも予想がつきづらい突然の雨なのですが、大災害にまで発展しうる程のたくさんの雨が降るとゲリラ豪雨と言います。
そこまで酷い雨ではなかった夏に起こる雷雨のことを夕立と呼ぶのが一般的です。
では集中豪雨とゲリラ豪雨の違いは?と言いますと、集中豪雨の中の一つの現象がゲリラ豪雨というのが一般的です。
大雨と豪雨ってどう違うの?
大雨の強化版が豪雨っていうイメージがありますが、どう違いがあるのでしょうか?
大雨は大量の雨が降る事を言い、豪雨は災害をもたらすような雨が降ることを言うそうです。どのぐらいの雨量が大雨でこれ以上降ったら豪雨という数値的な決まりは特にないようです。
まとめ
- 夕立は積乱雲が起こすにわか雨の事
- ゲリラ豪雨は巨大な積乱雲が起こす豪雨の事
- 集中豪雨は数時間に及ぶ雨が振り災害を引き起こすような雨の事
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