レッドゴールドというりんごの品種があります。市場に出回っていたら物珍しさに買ってしまいそうになりますが、美味しいレッドゴールドの見分け方があります。
これを知らないでただ名前だけでレッドゴールドを買ってしまうと「普通のりんごだったな」という感想で終わってしまいます。
それって勿体無くないですか?
今回は美味しいレッドゴールドの見分け方とどういう味の特徴があるのかなどを重点に記事を書いていきたいと思います。
レッドゴールドとは
「ゴールデンデリシャス」と「リチャードデリシャス」を交配して生まれた品種でアメリカ産のりんごの種類です。育成した実生のなかから1936年ごろ選抜されました。
日本では日本へは1950年に、青森県りんご試験場によって導入されました。
味の特徴
糖度が高く酸味もそれなりなのが特徴
糖度が高いのが特徴で15度以上もあるようです。そしてレッドゴールドは蜜が入りやすく、とにかく甘いです。
でもその甘さがしつこすぎないようバランスの取れた酸味が口の中を綺麗にリセットしてくれるりんごで食べ過ぎても飽きないような味になっています。
果汁も多めでジューシーなりんごです。完熟していて丁度いい食べごろのレッドゴールドは食感も良いのが特徴です。
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美味しいレッドゴールドの見分け方
レッドゴールドは個体差によって味にムラが出やすい品種です。
まず色をチェックしましょう。りんごといえば赤色が美味しいりんごの条件ですが、レッドゴールドに関しては暗赤色の方が美味しいです。ドス黒い赤色のレッドゴールドの方が美味しい理由は蜜が入りやすい為だと言われています。
生産者に聞いた所、同じ樹で栽培していても暗赤色ができたり普通の赤色のりんごができたり個体差が出てしまうそうです。赤色のりんごをそのまま熟しても暗赤色にはならないので、こればかしは運だと嘆いていました。
次に大きさです。大きいりんごよりも小さいリンゴの方が蜜入りが良いです。舌切りスズメの話ではありませんが、小さい方が美味しいようです。
次に重さも大事です。大きさの割にやけに重い方が果汁が詰まっているというのはりんご選びの基本ですね。そして果皮の張りも注意しましょう。熟れすぎているりんごはブヨブヨした感触なので避けるようにしましょう。
日持ちがしないりんごなので購入したらすぐ食べよう
りんごといえば結構日持ちをする果物だと思っている方は多いと思います。殆どの品種は1ヶ月程度ならもつのですが、レッドゴールドは例外です。
レッドゴールドは完熟してから5日程度しかもちません。なので購入したらすぐに食べたほうが美味しいと感じるでしょう。
レッドゴールドを食べてあまり美味しく無いと感じるケースのほとんどが、熟れすぎていて中身がスカスカしてしまっているからというのが原因にあります。
普通のりんごのようにちょっとでも長く保存してしまうと・・・せっかくのおいしいリンゴが台無しになってしまうので気をつけましょう。
まとめ
レッドゴールドは結構当たり外れが大きいりんごです。同じところで栽培されているものでも美味しかったり美味しくなかったりする少し宝くじ的なりんごですが、美味しいレッドゴールドを一度食べてしまうと、他のりんごの味がぼやけてしまうと感じて当たりのレッドゴールドを探してしまうりんご愛好家もいるようです。
少しでも当たりを引く可能性をあげるためには、暗赤色のりんごを選んだり、重さや小さめのものを選ぶ事が重要です。それでも外れを掴んでしまう事も多いレッドゴールド。美味しいレッドゴールドはどこにあるのでしょうか?
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