岐阜県のご当地いちご「濃姫」って知っていますか?
岐阜出身の方や住んでいる方ならご存知かもしれませんが、東京住みの私は聞いたことが無い品種でした。
スーパーでも見かけたことがありませんし、あまり東京には出荷されていないいちごの品種なのかもしれません。
今回は岐阜のご当地いちご、濃姫について調べてみました。
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濃姫とは?
「アイベリー」と「女峰」を交配して作られた品種で1998年に品種登録されました。
いちごの品種ってだいたい10年-15年ぐらいで新しい品種に変わるという印象があるので結構古いタイプの品種だなと思います。
岐阜県のいちごというとこの「濃姫」と「美濃娘」という2つの品種があるのですが、その2つの品種で85%程度のシェアを誇っているようです。
名前の由来はおそらく織田信長の嫁、斎藤道三の娘である「濃姫」から来ていると思います。岐阜県らしい名前の付け方かなと思います。
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岐阜県では新しい品種が既に用意されていてその名は「華かがり」
15年以上も前の品種で昨今の高級イチゴ商戦を勝ち抜くのはさすがに難しいと思った岐阜県は新しい品種を生み出しました。
その名は「華かがり」。
「美濃娘」と「9-2-3」を交配させてできた品種のようで、2018年シーズンに本格的に出荷される予定みたいです。
粒が大きく果汁が多めのいちごということで今後関東にでも少しは出荷されないかなと気になっています。
スーパーなどで見かけなかったら通販などで探すしかないですが、いつかは食べてみたい新品種ですね。
ユミ
濃姫の特徴は?
糖度と酸度のバランスが良い甘酸っぱいいちごです。
濃姫は糖度はそれなり、酸度はやや高めのいちごですので昨今のいちごに比べると少し酸味を強く感じてしまういちごだと思います。
1990年代に品種登録されたいちごはこういう傾向があるので致し方がないのですが、生食用よりもケーキ用の方が合うかなという印象でしょうか。
しかしケーキ用ならば岐阜には美濃娘という形も色も濃姫より優れている品種があるので、そちらの方を優先して使いたいですので、どっち付かずの品種という印象があります。
香りは少し強めで硬さは少し軟らかい
苺の香りはそれなりに強くいい香りがします。硬さも少し軟らかいので「押され」に弱く、スーパーなどでラップに押されて少し傷んでいるのもあるかもしれません。
買う時は傷んでいないかしっかりチェックする必要があります。
しかし軟らかいいちごは歯ざわりがしっとりとしていて私は好きなんですよね。軟らかいのはデメリットだけではなく、メリットにもなるので、きちんと傷んでいないのを見分ければメリットだけだと思います。
まとめ
いちご好きの私はシーズンになるといちごコーナーでいちごを見るのが習慣になっています。
そんな私が、ずーっと知らなかった品種それが「濃姫」でした。
岐阜県の方なら知っているのかもしれませんがあまり他の地域には出荷されていないのかなと思います。
いちごは近い場所から仕入れたほうが鮮度が高くて美味しいいちごが手に入ります。関東と言えば栃木県というイチゴ王国があるのでそれに勝つにはよほど有名な品種でないと・・・みたいな感じなのかもしれません。
東京のスーパーで売っているいちごの殆どは「とちおとめ」「あまおう」がメインです。(たまに紅ほっぺとかも売られている)
15年も前からある品種にもかかわらず私は存在を知りませんでした。そして次の品種へバトンタッチされてしまう流れみたいですね。
その前に一度どんな味か通販で取り寄せたいと思います。特別美味しい印象は持っていませんが、いちご好きとしては食べたことない品種があるのは悔しいので。
いちごの種類一覧、糖度が高くて甘い特徴の品種はこれだ!
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