日本人の食事って意識しないと果物とか野菜不足に陥ってしまいますよね。私も気をつけて果物などを多く食べるようにしています。
はっさくって酸っぱくてとても栄養価が高そうな果物です。あまり家では食べないというか大抵みかんの方を食べてしまうのですが、どっちの方が栄養あるんでしょうか?
そして栄養価が高くても食べ過ぎたらどうなってしまうのか?どのぐらいの量を食べるのが適量なのか調べてみました。
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はっさくの栄養と効能について
疲労回復効果が高いクエン酸が多く含まれている
はっさくって食べると酸味を多く感じる果物だと思います。みかんよりも酸っぱいですよね。多く含まれているクエン酸が原因です。
このクエン酸は疲労回復の効果があります。
昔は疲労した筋肉には乳酸が溜まりそれが疲労を感じる原因と思われていました。それを排出する効果があるためにクエン酸には疲労回復効果があると思われていました。
ただ最近は疲労の原因は乳酸ではないという考え方が一般的になっている為クエン酸には本当に疲労回復効果があるのか疑問になってしまいますよね。
疲労回復にはアデノシン三リン酸(ATP)というエネルギー源が一役買っているのですが、そのアデノシン三リン酸を活性化させる効果がクエン酸にはあるようで、疲労回復効果がきちんとあるみたいです。
果物といえばビタミンCが豊富
はっさくも例に漏れずビタミンCが豊富な果物です。
100gあたり40mgはいっています。みかんは32mg程度はいっているのでみかんよりもビタミンCが豊富な果物だったりします。
1日に摂取するべきビタミンCは100mg程度なのではっさく一つでかなり摂取出来るのが良いですね。
しかしそもそもビタミンCってどういう効果があるのでしょうか?
ビタミンCはコラーゲンの合成に必要な栄養素で鉄の吸収を高める効果があります。
他には抗酸化作用があるので活性酸素の抑制に効果があります。活性酸素は細胞を壊したり老化を促したりと人体に悪栄養を与えてしまう存在です。それを抑制する効果がビタミンCにはあります。
後は美容効果が有名ですよね。しみやそばかすの原因であるメラニン色素の合成を抑制する効果があります。これがビタミンCが美肌効果があると言われる理由ですね。
カリウムが塩分の摂り過ぎを抑えてくれる
日本人の食文化は塩分を摂りすぎてしまいます。塩分の摂り過ぎは高血圧を引き起こしたりしてしまいます。
そんな過剰に摂取してしまった塩分をカリウムが汗や尿で流してくれるという効果があります。
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はっさくは栄養価が高いけれど食べ過ぎるとどんなデメリットが?
はっさくは食べ過ぎると体に害になるのでしょうか?
カリウムなどを多く含まれている為、高血圧の薬などを飲んでいる方、腎臓に疾患を持っている方などには悪影響を及ぼす恐れがあります。
ただ普通の健康体の人にはさほど害はないようです。強いて言えば、カロリーのとりすぎに気をつけましょう程度です。
八朔は果物の中では低カロリーのグループに入ります。可食部100gあたり45kcalなのでかなり少なめですね。
ただ食べすぎても害はなくて栄養価も高い為、はっさくダイエットをしようと思ってしまう方はいるかもしれませんが、栄養が偏るとやはり人体には悪影響なのでよしましょう。
1日3食食べて、普段足りなくなりがちなビタミンなどの栄養素をはっさくで摂取する。これが健康にいい八朔の食べ方だと思います。
まとめ
はっさくは栄養価が高い果物です。クエン酸やビタミンC、ビタミンB群が豊富に含まれています。
ただどんなに栄養価が高い食べ物でも食べ過ぎは逆効果です。何事もバランスよく食事をとるのが正しい食生活だと思います。
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