4月5日は新子焼きの日ですが、ご存じですか?

新子焼きの画像

出典:http://ns.guide-navi.jp/search.php?dsp=3&sid=54

 4月5日は新子焼きの日です。しかし一般的に新子焼きってなんのことだか知っている人は少ないと思います。今回は新子焼きについて詳しく説明していくと同時に、何故4月5日なのかというのを記事にしました。

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新子焼きとは?

 一般的にまだ馴染みの少ない新子焼き。発祥の地は北海道の旭川市です。新子焼きと聞いて私はお魚を想像しました。確かコノシロの幼魚が新子という呼び名だった気がします。釣りが趣味だった私は確か漫画かなんかで寿司ネタに新子を用いた話があったことを覚えています。しかし今回の新子とは魚の新子ではありません。

 新子焼きは若鶏の手羽を含む骨付き半身を素焼きした料理です。鶏だったんですね。コノシロの幼魚を新子というと同時に若鶏のことも新子と呼ぶのは初耳でした。

 基本的に若鶏にタレをつけて焼いて食べるわけですから、タレで食べる焼き鳥に似ているかも知れません。しかし半身焼いているわけですから、焼き鳥みたいに一部位というわけではありません。食べ方としては手でちぎって部位ごとの食感や脂のノリとかが違うのを楽しめるので、いろんな種類の焼き鳥を楽しめる食べ物と言ってもいいかもしれませんね。

新子焼きの歴史は?

 旭川市という北海道の寒い地域は戦後の食糧難から比較的に安い鶏を貴重なタンパク源として生活してきた。食糧難が故に成長を待ってられないとされて若鶏の状態で効率よく栄養を取れる食べ方として新子焼きというのは普及したようです。

しかし北海道ですら新子焼きは知られていない知名度だった

 旭川では知名度があった新子焼きですが、北海道ですら知られていない文化だったのですが、2012年に「旭川名物“新子焼き”の会」というのを結成して全国的に今はアピールして旭川名物というのを普及させようと頑張っているそうです。

4月5日が新子焼きの日の理由は?

 これは結構誰でも思いつきますよね?新子(しんこ)45みたいな語呂から4月5日を記念日にしたようです。しかしこの記念日はまだ浅く、そもそも記念日として登録されたのが2014年の秋ですから、実際まだ新子焼きの日は2015年の1回だけでした。2016年以降新子焼きの日が少しでも普及していって食文化として認知されると嬉しいですね。

新子焼きの日のまとめ

・新子焼きの日は『しんこ』という語呂から4月5日(2014年に認定)
・新子焼きとは旭川の名物、地元ではソウルフードまで言われている
・戦後の食糧難の時に生み出された食べ方

 

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