ハロウィンで最も盛り上がりを見せると言われる渋谷の街は翌日ゴミで溢れかえっていました。しかし昨今はゴミ拾いのボランティア活動や企業の協力、取り締まり強化などによってかなりマシになってきたとか。
その反面、本来なら感謝すべきボランティア活動に対して批判的な意見を言う人もいるそうなんです。ハロウィンのゴミ問題について知っていきながら善意とは何かということも考えていきたいと思います。
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毎年ハロウィンの翌日にゴミだらけになる渋谷の街
渋谷駅前のスクランブル交差点には毎年ハロウィン当日にたくさんの人達が集まります。地方に住んでいてイメージがわかないという方は画像検索をしてみてください。
数え切れないほどの人で街は真っ黒!その数は数十万人とか百万人規模と言われています。実はわたし、若者達が勝手に集まって騒いでいるものだと思ってました…。
今回初めて知ったのですが「シブハロ実行委員会」という組織が中心となった公式のイベントだったんですね。話は反れましたが気になるのがその翌日のゴミ問題です。
酒の缶やビン、食べ物の包み紙、タバコなどといったゴミが溢れかえって無残な姿になっています。しかしボランティア活動やシブハロ実行委員会などの働きかけもあってここ数年はかなりマシな状態になったようではあります。
ゴミを片付けているツイートに賛否両論
ゴミを片付けるという行為をわざわざSNS上でアピールすることで一部から批判を浴びてしまっているなんて残念ですね。
ゴミを拾っている人達の中には芸能人の方や全く関係のない人もいます。しかし、ゴミを拾ったということをあえて誰にも言わない人もいますし拾って当然ということで特別広めようとも思わない人もいます。
そう考えるとアピールと思われるのもわからなくはないような気がします。実際にえらいとかありがとうと言われていい気分になっている人もいそうですし…。
ただ、SNS上でその行いを広め、一部の人に感謝されているのを知って自分も真似たいと思う人が現れるならそれはいいことです。
その逆で批判されているのを知ってボランティアをやめようと思う人が出てしまったらと考えるとどうでしょうか?
わたしの考えは…
「やらない善よりやる偽善」という考え方もあり、「やらないくらいなら偽善と思われようとやった方がいい!」と思う人も存在します。
そういう人達がいてくれるおかげで助かるという一面もあるはず。なんだかんだ言いながら渋谷の街が綺麗になるのはありがたいことですからね。
しかし、本来なら企画した立場の人が責任持って対応すべきことですし、そもそもゴミを出すこと自体がいけないことです。
わたしとしてはゴミを拾おうと広めるよりもゴミを出さないことを広めるべきだと思います。でもそれがどれほど効果があるかと言えば難しいですね。楽しいイベントで羽目を外したくなる若者の気持ちもわかってしまうだけに。
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あとがき
多くのイベントではこのようにゴミ問題で頭を悩ませることが多いですが、結局は個人の価値観を変えていくしかないのでしょうか。
立ち入り制限をして有料化し、ゴミを片付けるスタッフに給料を払って掃除してもらうことで解決するならそんな運営もアリ?なんだかつまらなそうな感じもしますね。
縛られずに楽しみたいなら自分達でルールを徹底してそんな必要がないと思われるしかなさそうです。
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